ヘルニア– tag –
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背部・腰部の痛み・違和感
骨盤がゆがむと腰痛が起こる?
「骨盤のゆがみ=腰痛の原因」って本当? 整体や接骨院で、こんな説明を受けたことはありませんか? 「足の長さが左右で違いますね。これは骨盤がゆがんでいるからです」 「ゆがみが腰痛の原因なので、矯正しましょう」 「矯正で足の長さも整いましたよ。... -
からだのお話
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
今日は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という皮膚の感染症について、少しお話ししたいと思います。この病気は、皮膚の下層に細菌が入り込み、炎症を引き起こすもので、特にケガをした部分や虫刺されを引っかいてしまった部分などが原因で発症することが多い... -
からだのお話
グリア細胞も痛みに関与しています
グリア細胞の役割について 部屋が散らかっていたり、机の上がぐちゃぐちゃだったりすると「ボールペンどこいったっけ?」「帽子がなくなっちゃった!」といったことが起こりますよね。急いでいる時にそんなことが起こってしまうとどうして片づけをしなかっ... -
からだのお話
施術と内因性オピオイドとストレスの関係
施術を受けていて、ウトウト…。身体がリラックスしてきて良い気持ちになったり、眠くなった経験は有りませんか? マッサージやストレッチなど、人の手を用いた施術は痛みの軽減やリラクゼーションを目的として広く行われています。これらの施術効果の一つ... -
からだのお話
身体防御反応とやさしい施術
皆さんは熱いやかんや針にうっかり触れてしまったとき「熱い」とか「痛む」ことを確認してから腕を引っ込めるタイプでしょうか…。きっと、熱いとか痛いとか感じる前に腕を引っ込めていると思います。この「おっと危ない!!」と身体が反応してしまうような... -
からだのお話
痛み・動き・肌の血色
以前右の足部を自転車の車輪に巻き込まれて骨折した方が通院されていました。整形外科にてレントゲンで確認すると中足骨が2カ所骨折していました。以下は骨癒合の後でも痛みが続き当院で後療を行うことになった患者様の写真です。 一般的に血行が良いと血... -
首・肩の痛み・違和感
肩こり、首コリがつらい…。肩甲背神経について。
「肩こり」といっても、人によって感じる場所はさまざまですよね。特に、「肩甲骨の間がこる」「首のつけ根がつらい」と感じる方も多いのではないでしょうか? そんなとき、もしかすると「肩甲背神経(けんこうはいしんけい)」という神経が関係しているか... -
からだのお話
長胸神経を追いかけてみました。(首が痛い・肩が上がりにくい・胸部の外側が痛む)
「首が痛い。」「肩が挙がりにくい。」「腋窩の下あたり、胸部の外側が痛む。」これらの症状に関連があるかも知れない神経の一つは「長胸神経」という末梢神経です。 今回は長胸神経の走行を追いかけてみたいと思います。 長胸神経は首の骨の間から出る神... -
からだのお話
内側足底神経を指先まで追いかけてみます。
足底の痛みや違和感、足趾の動かしやすさなどにも関連する足底神経を指先まで見ていこうと思います。今回は足底神経の中でも、主に足底の内側半分に分布する内側足底神経を見てみます。脛骨神経から続く内側足底神経は内くるぶしの後方から母趾外転筋の深... -
からだのお話
足の裏を通る神経(内側足底神経・外側足底神経)
「今日は立ちっぱなしで足の裏が痛い」「ランニングをした後は足の裏に違和感が起こる」など。足の裏に痛みや違和感を感じている人は少なくないように思います。 今回は足底に向かう末梢神経がどんなふうに走っているか見ていこうと思います。 足底神経の... -
からだのお話
「あなたの椎間板は変形しています」
「あなたの椎間板は変形していますね。ほら、ここを見て下さい。大きく膨らんでいますよね。分かりますか?これがあなたの痛みの原因なのです。」 と言われたら「私の椎間板の変形が治らない限り、この痛みも治らないのか。どうして変形してしまったんだろ... -
からだのお話
下腿や足底を通る神経の絞扼(脛骨神経)
家に小さな男の子がいます。その子が最近、大きい洗濯ばさみで腕とか脚とかを挟んできます。「ぎゃー!ワニに噛まれたー!」的なリアクションを取ると喜んでいます。ただ、そこそこしっかりとした洗濯ばさみで、挟まれるだけでも結構痛いのですが挟まれた... -
からだのお話
やさしく学ぶ「痛み」との付き合い方
https://youtu.be/QPEB851CbvI?si=4XnIKEJ0Tm8x4wh5 そもそも痛みってどこで感じているの? 「痛み」は脳がつくり出す警報アラームです。ケガや炎症など“体のセンサー(末梢神経)”が危険をキャッチすると、その情報が脊髄を通り脳に届き、脳が “これは危... -
からだのお話
良い睡眠が痛みを減少させる?
3月15日は「世界睡眠デー」だったそうです。そして明日3月18日は「春の睡眠の日」だそうです。なんだか3月は睡眠を推してきますね!と思ったら9月3日は「秋の睡眠の日」だそうです。それくらい(どのくらい…?)睡眠って大事ですよ!ということで... -
からだのお話
筋肉を強く揉む理由?
「そこをもっと強く押してほしい!」マッサージを受けていると、ついそう言いたくなることはありませんか?「強く押された方が効いている感じがする」「痛いけど気持ちいい」──そんな感覚は多くの人が経験しています。 しかし最近では、医学的な研究や多く... -
ひとりごと
かえって足枷になること
冬は風邪やインフルエンザが流行しますが「うがい」をする方も多いかと思います。 風邪の予防にうがいを行う時、うがい薬を使う群と、水道水だけでうがいをする群、うがいをしない群で追った場合、水道水だけでうがいをした方が予防効果が高いといった研究... -
からだのお話
中臀皮神経と腰痛
中臀皮神経(ちゅうでんひしんけい)は仙骨神経(せんこつしんけい)の1番から4番までの神経の束で出来ている皮神経(末梢神経)です。この中殿皮神経は後仙腸靱帯(こうせんちょうじんたい)というトンネルを通ります。この後仙腸靭帯に中臀皮神経が絞扼... -
ひとりごと
痛みを忘れたいのに痛い事をしますか?
寒くなりましたね…!皆さんもこのごろはドアノブに触る時にちょっと警戒しませんか?そう!静電気!「パチっ!」とくるやつです。まぁ、夏場とかあまり警戒しませんよね。冬場に入って、一回「パチっ!」って電気が流れる経験をすると、その出来事を皮切り... -
からだのお話
プラセボとノセボ
腰痛の方に「これは腰痛に良く効く薬です。」と聞かせて薬を飲んでもらうとたとえその薬の中身が小麦粉を固めたものだったとしても腰の痛みが楽になったりすることが知られています。 そしてこのような効果を「プラセボ効果」と言ったりします。プラセボ効... -
からだのお話
神経にある血管
神経の中にも血管が分布しています。神経の中の老廃物を排出させたり、新しい酸素や栄養素を流入させています。 ですが、引っ張られたり、圧迫されると不要な物質を静脈から排出できなくなります。それに加えて動脈から神経に十分な酸素や栄養素が運ばれま... -
からだのお話
末梢神経が浮腫むと
末梢神経は浮腫むのをご存知でしょうか? 例えば乾燥した讃岐うどんを茹でると水分を含んで太くなりますが、それと同様に末梢神経も色々な要因で太くなってしまいます。 私達で例えますと、ついついご飯を食べ過ぎてしまった。飲み物を飲み過ぎてしまった... -
ひとりごと
DNM JAPAN認定アドバイザー
「DNM JAPAN認定アドバイザー」になることができましたのでご報告いたします。 これで、正式にDNMを誰かに教えることができるようになりました。 今回、こういった機会を通してより深くDNMを学ぶ事ができました。誰かに何かを伝える時の観点って大切ですね... -
からだのお話
神経可塑性(しんけいかそせい)
神経可塑性(しんけいかそせい)という言葉があります。可塑性(かそせい)とは、ある物質が外部からの刺激や内部の変化によって形やその機能を変化させる事を言います。 神経にも可塑性があります。 例えば、脳や神経系を電線の集まりだと考えると身体を... -
からだのお話
神経の中にも物質が流れているよ!
実は神経細胞の細胞体から軸索の端まで神経の働きを維持するために必要な物質が輸送されています。そのことを軸索輸送と呼んだりします。 私達は普段身体を維持するために食事をするのですが、その通り道である食道や小腸が塞がってしまうような事があった... -
からだのお話
私たちが「常識のように考えていること」
その昔、中世のヨーロッパでは血液の過剰はあらゆる病気の原因だと信じられていました。そこで、過剰になった血液を抜き取ることにより病気が治せると考え、「瀉血(しゃけつ)」が行われていました。「全く科学的根拠に基づかない」ものだったので、病気を... -
からだのお話
皮神経を大切にしませんか。
皮神経をご存知でしょうか?皮神経は、主に皮膚からの感覚を伝えるための感覚神経の線維や、皮膚の中にある細かい血管などを支配する自律神経(交感神経)の線維が混ざり合って分布しています。 「皮神経」と言うくらいですのでご想像の通り、とても身体の... -
からだのお話
βエンドルフィン
βエンドルフィン→「脳内で働く神経伝達物質の一種。鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られるため、脳内麻薬とも呼ばれる。脳内で働く神経伝達物質「エンドルフィン」のひとつで、モルヒネと同じような作用をする物質です。エンドルフィンにはアルファ(... -
からだのお話
横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)
「横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)は、骨格筋を構成する横紋筋細胞が融解し筋細胞内の成分が血中に流出する症状、またはそれを指す病気のこと。重症の場合には腎機能の低下を生じ、腎不全により誘発される臓器機能不全を発症し、死亡する場合... -
ひとりごと
新しい治療器を導入しました。(IM-2000/伊藤超短波)
伊藤超短波のIM-2000を導入いたしました。微弱電流で炎症や組織損傷の回復を助ける器械です。微弱電流については研究が行われているものの、分かっていない事が多いのも事実です。 当院では以前から捻挫や挫傷などの急性期の施術に利用してまいりましたが... -
ひとりごと
鎮痛は強くしても、優しくしても起こる。
脳での様々な仕組みが働いて起こる鎮痛があります。例えば、肩のあたりのコリを感じていたとして、強い刺激を加えるとします。痛みを我慢しているとはじめはとっても痛かった指圧がそれほど痛くなくなってきます。そして、さっきまで感じていた肩のコリが... -
ひとりごと
肩こりにDNMをおすすめする理由。
先日、肩凝りの方に体験していただいたのはDNM(デルモニューロモジュレーティング)という、最新の神経科学と疼痛科学に基づいた徒手療法です。 あんのん徒手療法室では肩凝りの方に強く揉んだり押さえたりする刺激は逆効果だと考えています。これらは組織...
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