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脳のお掃除って、できていますか?― 睡眠とグリンパティック系 ―

目次

「睡眠中、脳では何が起きている?」

「夜は一応寝れている」「でも朝からだるい」「痛みや違和感がなかなか抜けない」

そんな状態が続くと、「私の体、どこかおかしい?」
と、不安になりますよね。

翌朝のコンディションが万全ではないことは
色々な原因があるとは思いますが、

最近の疼痛科学や神経科学では、「睡眠の質」と「脳のはたらき」が、
痛みや回復感に深く関係していることがわかってきています。

その中で注目されているのが、「グリンパティック系」という仕組みです。

脳にも「掃除の時間」があるとしたら

あなたの脳を「24時間、稼働している工場」だとします。
日中は、判断したり、感じたり、考えたりと大忙しです。
当然、工場(脳)にもゴミが少しずつ溜まっていきます。

この工場(脳)は夜になると清掃スタッフが入って、床や棚の間、工場の中をきれいにします。それが、グリンパティック系のイメージです。

グリンパティック系とは、
脳の中にたまった老廃物を、脳脊髄液の流れによって外へ運び出す仕組み
だと考えられています。

そしてこの「脳のお掃除」は、
主に深い睡眠中(深いノンレム睡眠(N3))に活発になることがわかってきました。

睡眠中、脳では何が起きているの?

研究によると、私たちが深く眠っている間、脳の細胞のすき間が少し広がって、そこに脳脊髄液が流れ込み、老廃物を洗い流すように回収するといった変化が起こっているのだそうです。

つまり、寝ている間「ただ休んでいる」だけではなく、
脳は静かに脳のメンテナンスをしている
、そんな時間が「睡眠」なのです。
そう思うと、寝るのって、やっぱり大切な気がしてきましたね!

でも、「長く寝ればいい」という話ではないようです。
眠りが浅い、夜中に何度も目が覚める、緊張が抜けないまま眠っている…

こうした状態では、
この“お掃除の時間”で、十分に掃除しきれない可能性がある、と考えられています。

脳のお掃除と「痛み」の関係

では、これが痛みとも関係するのでしょうか。
実は、痛みは脳や神経の働きと非常に深く関係しています。

睡眠がうまくとれていない状態が続くと、脳や神経の回復が追いつかず、
痛みを感じやすくなったり、「回復した感じ」が得にくく、体のことが常に気になる状態が続きやすくなることが分かってきています。

ここで大切なのは、
「老廃物が溜まっているから痛い」と単純に言い切れるわけではない、という点です。

脳や神経が十分に休憩する時間が不足すると、
本来、脳の機能として備わっている「痛みを抑える働き」が十分に機能しにくくなり、結果として痛みを感じやすい状態になりやすくなる――

こんなふうに理解されつつあります。

じゃあ、何をすればいいの?

ここで「ちゃんと寝なきゃ!」とプレッシャーを感じる必要はありません。

大切なのは、完璧な睡眠を目指すことではなく、
少しずつ“睡眠に向きやすい状態”をつくること
ではないかなと思います。

たとえば、

・布団やシーツを調整して暑すぎず、寒すぎず、快適に
・寝る前に強い光や刺激を減らす
・「眠らなきゃ」と頑張りすぎない
・スマートフォンは早めにしまう

眠りやすい条件が少しずつ整って、
無理に引き寄せなくても、
眠りのほうからそっと近づいてきてくれるといいですね。

こうした「休みやすい状態」は、
実は睡眠のときだけに限ったものではありません。

整体で行うケアも、無理に何かを治そうとするものではなく、
「休息しやすい状態」に戻るサポートと考えていただけると
いいかも知れません。

👉その他にも、睡眠についての記事を書いています。もしよければご覧ください。
眠れない夜と痛みの話
良い睡眠で痛みがやわらぐ?

参考文献

※グリンパティック系の働きについては、現在も研究が進められており、すべてが完全に解明されているわけではありません。本記事では、現時点で支持されている知見をもとに、断定を避けた表現を用いています。


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