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神経の中にも物質が流れているよ!軸索輸送とダブルクラッシュシンドローム|西院のあんのん接骨院

私たちの体の中には、神経という細い「情報のケーブル」があります。
神経は、ただ電気信号を送っているだけではありません。
体を健康に保つために必要な 栄養や修復物質 も、神経の中を行き来しています。

この「物質の流れ」を軸索輸送(じくさくゆそう) と呼びます。

目次

神経の中の「小さな配送トラック」

神経細胞は、細胞の体の部分から、糸のように細長い軸索を伸ばし、
指先や足先といった体のすみずみまでつながっています。

細胞の体の部分(細胞体)では、
神経が元気に働き続けるために必要な

  • 栄養
  • 修復物質
  • エネルギーを作る材料

などが作られています。

しかし、それらは 作っただけでは意味がありません
神経の端まで、きちんと届ける必要があります。

ここで登場するのが、
神経の中の 軸索輸送 です。

軸索輸送とは?

軸索輸送とは、
神経の中を「小さな配送トラック」のような仕組みが動いて、
必要な物を必要な場所まで届けるシステムのことです。

たとえば、イメージとしては…

  • 神経の細胞体:工場
  • 栄養や修復物質:商品
  • 軸索:道路
  • 運ばれる小さな袋(小胞)やエネルギーの箱:荷物
  • それを動かして目的地まで運ぶ役割:配送トラック

実際の体の中では、
この「配送トラック」の役割を
キネシンダイニン と呼ばれるたんぱく質が担っています。

とても小さな世界の話ですが、「神経の中を、必要な物がきちんと運ばれている」と
イメージしていただければと思います。

この仕組みがあることで、
神経は手先や足先まで、健康な状態を保つことができます。

軸索輸送が滞るとどうなるの?

もし、

  • 道路が混んでいたり
  • トラックが通れなくなったり

すると、商品は目的地に届きません。

神経の中でも、
似たようなことが起こると考えられています。

たとえば、

  • 神経が炎症を起こしているとき
  • 神経が狭い場所を通るところで、押されている(圧迫されている)とき

こうした状況では、軸索輸送がスムーズに行えなくなり、神経の端に栄養や修復物質が届きにくくなります。その結果、手先や足先に力が入りにくくなったり、痛みやしびれを感じる要因の一つになる可能性があります。

※これらは必ず起こるわけではなく、「そうなる場合がある」と考えられています。

神経は「1か所」だけで渋滞しているとは限りません

ダブルクラッシュという考え方

ここで、もう一つ大切な考え方があります。
それが ダブルクラッシュシンドローム です。

神経は、例えば

首→肩→腕→肘→手首

と、体の中を 一本の長い道 としてつながっています。

そのため、

  • 首のあたりで、神経が少し圧迫されている
  • さらにその先の肘や手首でも、神経が狭いところを通っている

といったように、
2か所以上で負担が重なる ことがあります。

配送トラックで考えるダブルクラッシュ

ここでも、配送トラックの例えで考えてみます。

もし、

  • 高速道路の入り口(首のあたり)で、少し渋滞が起きていて
  • その先のトンネル(肘や手首)でも、渋滞が起きていたら

どうでしょうか。

一つひとつは軽い問題でも、
重なることで、トラックは進みにくくなります。

神経の中でも、

  • 上流で軸索輸送が少し滞り、
  • 下流でさらに滞ると、

神経の端まで栄養や修復物質が届きにくくなることがあります。

こういった状況が
ダブルクラッシュシンドロームの基本的な考え方です。

「ここだけ治せばOK」になりにくい理由

ダブルクラッシュの状態では、

  • 手首だけをケアしても、症状が残る
  • 首の治療をしても、手のしびれが完全には取れない

といったことが起こる場合があります。

それは、
神経の通り道全体が、少しずつ渋滞している状態
だからかもしれません。

逆に、足首に何か施術をした後に、腰の症状が楽になる。
そういったことも考えられます。

生活の中でできる工夫

神経の中の「道路」を守るために、
日常でできることもあります。

  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • 強く締め付ける服や装具を、長時間使わない

こうした小さな工夫でも、
神経に必要な物質が届きやすい環境を保つ助けになります。

軸索輸送とダブルクラッシュ

神経の中は、電気信号だけでなく、
神経を元気に保つための栄養や修復物質も運ばれています。

この仕組みが軸索輸送です。

神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすると、
この流れが滞りやすくなることがあります。

また、
神経の通り道の複数の場所で負担が重なると、
ダブルクラッシュという状態になり、
症状が出やすくなることも考えられます。

このダブルクラッシュの他にも、気になる痛み・違和感のお悩みについてまとめています。
症状別ガイドのページはこちら

神経系にフォーカスした徒手療法を、試してみませんか?

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最近の疼痛科学・神経科学では、
構造に異常が無かったとしても、
神経の働き方や状況の変化が、
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当院では、
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DNMは、皮膚にある皮神経や末梢神経への働きかけを通して、
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強い刺激を加える方法ではありませんので、
初めての方でも安心して受けていただけます。

DNMについては専用のページがございます。
DNMについて

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  • 慢性的な肩こりや首の違和感がある
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神経系の状況が変わると、体の反応も変わることがあります。
まずは、今の体の状態を一緒に確認するところから始めてみませんか?

参考

軸索輸送のメカニズムについて:
Sandra Maday, et, al.Axonal Transport: Cargo-Specific Mechanisms of Motility and Regulation

ダブルクラッシュシンドロームについて:
Kane PM , Daniels AH , Akelman E.Double Crush Syndrome.


あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
はじめての方へ―あんのん接骨院はこんなところ

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