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『脳はいかに治癒をもたらすか』を読んでみて感じたこと

いつもあんのん接骨院をご利用いただき、ありがとうございます。
今回もいつも頑張っている皆さんの身体が、少しでも軽くなるヒントになれば嬉しいです。

最近、「ノーマン・ドイジ/脳はいかに治癒をもたらすか──神経可塑性研究の最前線」を読んでみました。
主に脳の可塑性(脳がその構造や機能を変化させ、再構築する能力)について書かれている書籍です。多くの改善した症例について書かれていました。ほぼ、症例集だった気がします。
改善した人のエピソードやどんなふうに脳の働きが変化したとか、実際のアプローチについて紹介されていました。

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“すごい”と思うと同時に、全員には“むずかしい”とも感じました

「脳ってこんなに柔らかく変わるんだ」「そんなに生活が変わるんだ」と希望を感じる内容でしたが、
一方で、私が読みながら感じたのは、

脳の可塑性は確かに存在し、症状の改善に貢献することは考えられるけれども、その働き方については個人差も大きいし、どれくらいの人に、どのような変化が起こるのかはまだ科学的にも完全には分かり切っていない。紹介される症例集は、科学的根拠について示している訳ではないので、同じことが全ての人に起こるとは限らない事を思いました。

つまり、タイトルに“神経可塑性研究の最前線”とありますが、内容自体は
「脳は変わる可能性がある」けれど「必ず変わる、こうすれば治る、と断定はできない」という枠からは外れないかと。

本の内容がとても希望に満ちている分、
今受けている医療や治療を“全部やめてしまおう”と考える人
“努力すれば必ず治る”と自分を追い詰めてしまう人
がもしかすると出てくるのではないか…そんな心配も感じました。

脳の可塑性は確かに素晴らしい身体の機能ですが、
万能ではないし、奇跡の治療法でもありません。

個人的には身体や痛みを考えるうえで「脳の可塑性」という視点はとても有意義です。
ただし、誇張された期待を持ちすぎず、「可能性のひとつ」として受け取ることがこの書籍の安全な受け取り方なのかなと思いました。読んだあとの印象としては、“奇跡を語る本”ではなく、“視野を広げてくれる本”といったところでした。それにしても、かなりの長編でした(笑)。

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