「痛みには薬やセルフケアだけでなく、“おしゃべり”も効くんですよ」と言ったら、驚かれるかもしれません。でも実は、気の合う人との楽しい会話が、脳の働きを通して痛みを和らげることが、研究で確かめられています。おしゃべりがどうやって鎮痛に働くかの理由には、主に次のようなものがあります。
鎮痛に働く理由
1. オキシトシンが分泌される
仲の良い人と会話をしたり、笑い合ったりすると、「絆ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンは、ストレスホルモン(コルチゾール)(※)を抑え、脳の痛みを感じる領域(前帯状皮質や島皮質など)の活動をやわらげることがわかっています。
→ 参考:Uvnäs-Moberg K et al., Frontiers in Psychology, 2020. https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2014.01529/full
※コルチゾールはHPA軸というストレスに対応するための反応により分泌されます。
HPA軸についてのブログ記事はこちら→「ストレス反応(HPA軸)」
2. エンドルフィンの作用
笑いやユーモアも鎮痛効果があります。
笑うと脳内でエンドルフィンが分泌され、モルヒネのような作用で痛みの信号をブロックします。
グループで笑うとこの効果がさらに高まることも報告されています。
→ 参考:Dunbar R.I.M. et al., Proceedings of the Royal Society B, 2012.
3. 注意の転換
痛みは「注意をどこに向けるか」にも大きく左右されます。
痛みから注意をそらしたときには主観的な痛みの強さが低くなり、痛みに関連する脳の応答も変化しました。
つまり、楽しい会話に夢中になるように注意を別に向けることは、実際に痛みの感じ方をやわらげる可能性があると言えます。参考:Chan et al.Orienting Attention Modulates Pain Perception: An ERP Study.2012
おしゃべりして痛みの音量を下げましょう
痛みが長く続くと、どうしても人との関わりが減り、気持ちも沈みがちになります。
でも、無理のない範囲で誰かと「ちょっと話す」「笑う」だけでも、緊張がゆるみ、からだのセンサーが安心モードに切り替わります。まるで、「痛みの音量を少し下げるスイッチ」を押すのに似ています。
気の合う人たちとのおしゃべりが、からだの神経を“安心できる”方向に調節してくれるなんて素敵ですね。
だって、お互いに「痛みを減らし合っている」関係になれる訳です。
痛みをやわらげる方法は、薬やマッサージだけではありません。
気の合う人と楽しく話すことも、立派な“セルフケア”。
からだと気持ちはつながっているんですね。
今日もどうか、気楽なおしゃべりで、からだと気持ちを少しほぐすようにしてあげてくださいね。
👉他にも痛みと鎮痛についてのお話をしています。もし良かったら他の記事も読んでくださいね。
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