手を当てると、なぜ痛みがやわらぐことがあるのでしょうか?
不安なときに、
背中をそっと撫でてもらったり、
手を当ててもらったりすると、
痛みや緊張が少し和らいだ経験はありませんか?
実はこれには、神経の働きが関わっています。
👉その他にも神経の過敏さや痛みについて書いています
症状別ガイドのページはこちら
皮膚には「安心できる刺激」を感じ取る神経があります
皮膚の表面には、
C触覚線維(C-Tactile fiber:CT線維)と呼ばれる神経があります。
この神経は、
- 強い刺激
- 痛みを伴う刺激
にはほとんど反応せず、
・やさしい
・ゆっくり
・心地よい
と感じられる刺激にだけ反応する、少し特別な神経線維なのです。
やさしい触覚が、脳に伝わると
CT線維が刺激されると、
脳内ではオキシトシンという神経伝達物質の分泌が促されます。
オキシトシンは、研究から次のような働きが知られています。
- 不安や恐怖感を和らげる
- 交感神経の過剰な興奮を抑える
- リラックスしやすい状態をつくる
- ストレス反応(コルチゾール)を間接的に下げる
- 痛みを感じるハードル(疼痛閾値)を上げる
つまり、
身体が「安全だ」と感じやすい状態をつくる役割を担っています。
「撫で方」にも、実は法則があります
興味深いことに、
オキシトシンの分泌は撫でるスピードによっても変わると報告されています。すごくないですか?
- 1秒間に約20cmの速さ
→ 交感神経がやや優位になりやすい - 1秒間に約5cmのゆっくりした速さ
→ 副交感神経が働きやすく、
オキシトシン分泌が高まりやすい
つまり、
「ゆっくり・やさしく」という施術の刺激には、
神経科学的な根拠があるのです。
触れ方だけでなく「背景」も大切です
ただし、
同じ撫で方であっても、
- 撫でる人との関係性
- その人にとって触れられることの意味
- その場の状況や安心感
こうした要素によって、
神経の受け取り方は大きく変わります。
身体は、
刺激そのものだけでなく、「文脈」ごと感じ取っている
と言えそうです。
昔から、私たちは知っていたのかもしれません
子どもの頃、
転んだときに
「痛いの痛いの、飛んでいけ」
と言いながら、
さすってもらった記憶はありませんか?
当時、
CT線維やオキシトシンという言葉を
知っていたわけではないはずです。
それでも人は、
自然と「安心につながる触れ方」を選んでいた
のかもしれません。
身体は、思っている以上に繊細で賢い
やさしく触れること
安心できる環境
不安を増やさない関わり方
こうした要素は、
単なる「気休め」ではなく、
神経系を通して身体の反応に影響する可能性がある
ことが分かってきています。
当院では、
身体が過剰に警戒しない刺激を選択しながら
あなたの感覚を大切に、施術するようにしています。
あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
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