〜膝・すねの内側の「感覚」を見守る神経〜
私たちの太ももからすねの内側には、
伏在神経(ふくざいしんけい) という長い感覚の神経が静かに走っています。
筋肉の力を動かす運動の神経ではなく、
“触れた・しみる・冷たい・くすぐったい” などの 皮膚の感覚 を見守る神経です。
とても細く、皮膚のすぐ下を通っています。
伏在神経の走行をイメージしてみます
伏在神経(ふくざいしんけい)は、大腿神経(だいたいしんけい)という太い神経から分かれ、次のような道のりをたどります。

- 太ももの内側を下る
- “ハンター管” (内ももの筋肉で構成される管)というトンネルを通る
- 膝の内側で皮膚の表面に近づく
- そこで枝分かれして
- 膝蓋下枝(膝のお皿の下〜内側の皮膚)
- 内側下腿皮枝(すねの内側〜くるぶし近く)
を担当するようになっています。

伏在神経は、
太ももからすね方向へ一気に下り、膝の内側で分岐して、それぞれ別ルートに分かれて、皮膚エリアを見守っている形です。
伏在神経の主な枝
伏在神経は膝の内側で枝分かれし、主に次の2つが違う領域に分布します。
① 膝蓋下枝(しつがいかし)
膝のお皿の下あたり、内側の皮膚の感覚を担当。
膝の曲げ伸ばしや、締め付けの強い膝サポーターなどの圧迫や摩擦による刺激に影響を受ける可能性があります。
② 内側下腿皮枝(ないそくかたいひし)
膝の内側からすねの内側を下方に、長く走ります。
皮膚のすぐ下を通るため、
膝蓋下枝と同じく深く膝を曲げる・摩擦・ランニングなどで影響を受ける可能性が考えられます。
膝の内側の痛みや、すねの内側の痛み
伏在神経が圧迫されたり摩擦されたりが繰り返されると、
膝の内側やすねの内側が刺激に敏感になりやすいです。
- すねの内側や膝関節の内側が痛む
という症状がある場合、変形性膝関節症、半月板損傷、内側側腹靭帯損傷といった組織損傷とは別に、この伏在神経の過敏化も可能性として考えることができます。
伏在神経は、太ももから膝、そしてすねの内側まで、
長い距離を皮膚の感覚として見守る神経です。
- すねの内側がチクチクする
- 膝の内側がピリッとする
- なぜか膝やすねの内側だけ痛む
そんな症状が続く場合、
伏在神経のストレスが関わっているかも知れません。
変形性膝関節症などの痛みと区別が必要なことも
すねや膝の内側の痛みは、
- 変形性膝関節症
- 半月板損傷
- 内側側副靭帯のケガ
などの組織損傷でも起こりますが、
伏在神経が過敏になっていることが、膝周りの痛みを複雑にしてしまうケースは少なくありません。
なぜなら、変形性膝関節症と診断された方でも、神経の状況が変化すると痛みが軽くなり、日常生活がずいぶん楽になる場合があるからです。
つまり、「骨の変形そのもの」だけでなく、「神経がどう感じているか」も痛みに関わっている可能性がある、ということです。
つまり、筋肉や関節だけで説明がつかない内側の痛みが続くとき、
伏在神経の“皮膚の感覚” が関わっていることがあります。
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最新の疼痛科学・神経科学に基づいて開発された DNM(デルモ・ニューロ・モジュレーティング) を用いて、
伏在神経をはじめとする皮膚の感覚神経の “安心” を丁寧に取り戻すサポートを行っています。神経ケアの考え方はこちらでまとめています
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