先日、肩こりでお悩みの方に
DNM(Dermo Neuro Modulating:デルモニューロモジュレーティング)
という徒手療法を体験していただきました。
DNMは、最新の神経科学・疼痛科学の知見をもとにした徒手療法です。
筋肉を強く揉んだり、無理に押したりするのではなく、
皮膚に分布する皮神経や末梢神経を介して、脳の応答を変化させることを目的としています。
👉DNMを少しくわしく解説しています
DNMについてのページはこちら
肩こりは「筋肉だけの問題」ではありません
肩こりというと、
「筋肉が硬くなっている」
「血流が悪い」
といったイメージを持たれがちですが、
慢性的な肩こりでは、
神経系の働きや、脳の痛みの調整システムが関与していることも考えられます。
私たちの身体には本来、
痛みを抑える方向に働く下降性疼痛抑制系(かこうせいとうつうよくせい) という仕組みがあります。
ところが、ストレスや疲労、睡眠不足や痛みの長期化などが重なると、
このブレーキがうまく働きにくくなり、
少しの刺激でも「つらい」「不快」「痛い」と感じやすい過敏な状態になります。
DNMは、肩こりに対する関わり方の一つです。肩こりを「筋肉の問題」だけでなく、
全体の原因や対策として知りたい方は、肩こり・肩関節の総合ページもご覧ください。
強い刺激が、症状を複雑にすることもあります
このような状態のときに、
強いマッサージや圧迫刺激が加わると、
- 神経が「危険な刺激」として認識する
- 防御反応として余計に筋緊張が高まる
- 痛みの記憶が残り思い出しやすくなる
といった反応が起こることがあります。
また、そもそも強い圧力や摩擦が末梢神経や血管などを損傷させる可能性もあります。
※強いマッサージが横紋筋融解症を発生させることは良く知られていますが、
急性腎不全を伴う発熱まで引き起こす例もあります。
Ming-Yu Lai, et al. Fever with acute renal failure due to body massage-induced rhabdomyolysis
そうでなくても、翌日に感じるだるさや痛み、
いわゆる「もみ返し」は、身体や神経が刺激に過剰に反応した結果、
末梢神経や血管などの微小な損傷の結果と考えられています。
これが繰り返されると、
中枢性感作 と呼ばれる、
痛みを感じやすい状態につながる可能性も指摘されています。
DNMが大切にしていること
DNMでは、
「どれだけ強く刺激を入れたか」ではなく、
「どんな感覚の入力が、過敏になった神経系の状況を穏やかにするのか」を考えます。
皮膚には多くの感覚受容器が存在し、
やさく丁寧な刺激は、
- 神経の過剰な興奮を落ち着かせる
- 身体の防御反応を緩める
- 下降性疼痛抑制が働きやすい状態をつくる
といった方向に作用すると考えられています。
無理に変えようとするのではなく、
「身体が「変わってもいい」と感じられる状況をそろえる」
といった感じです。
当院の大切にしていることや、施術の流れについては当院の施術方針のページでも紹介しています。
ご興味があれば立ち寄って下さい。
北風ではなく、太陽のような施術を
イソップ寓話の「北風と太陽」に例えるなら、
強い刺激は北風のようなものかもしれません。
DNMは、太陽のように、
身体が自然と力を抜けるタイミングを待つ施術です。
長く肩こりが続いている方ほど、
「頑張り続けてきた神経」に
休むきっかけが必要な場合があります。
長年の肩こりでお悩みの方へ
- 強いマッサージがつらくなってきた
- その場では楽でも、すぐ戻ってしまう
- できるだけ身体に負担の少ない方法を探している
そう感じておられる方に、
DNM(Dermo Neuro Modulating)という選択肢を知っていただけたらと思います。
京都・西院エリアで肩こりにお悩みの方は、
ぜひ 西院のあんのん接骨院 にご相談ください。
あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
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