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皮神経を大切にしませんか|西院のあんのん接骨院

皮神経とは、皮膚の中を走る神経の総称で、大きく分けると

  • 外界の情報を脳に伝える感覚神経
  • 皮膚の状態を調節する自律神経(主に交感神経)

この2つが、皮膚の中で一緒に分布しています。

皮膚は、ただ体を覆っている「皮」ではありません。
外の世界を感じ取り、自分とそれ以外を分け、体を守るための とても高性能なセンサーです。
そのため、皮膚には想像以上にたくさんの神経線維が存在しています。

皮神経の仕事(感覚の話)

皮膚の感覚神経の細胞体は、
背骨の横にある 後根神経節や、顔では 三叉神経節 にあります。

そこから伸びた神経線維が、皮膚のすぐ下まで到達し、

  • 触れた感じ
  • 温かい・冷たい
  • チクッとする
  • ズーンと痛む

といった情報を脳に届けています。

皮膚の中では、

  • メルケル盤
  • マイスナー小体
  • 毛包周囲受容器 など

多くの触覚を感じる装置や、特別な構造を持たない自由神経終末(感度の高いむき出しのアンテナ)が分布し、
とても繊細に刺激をキャッチしています。

皮神経は何を感じているの?

✔ 触覚

服が触れた、なでられた、押された。
こうした情報は、皮膚の浅いところで瞬時に感知されます。

✔ 温度

温かさ・冷たさも皮神経が伝えます。

✔ 痛み(侵害刺激)

刺激が強すぎると、
皮神経の末端が「これは危険かもしれない」という情報(侵害受容刺激)を中枢に送ります。

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その感覚の情報を、脳が「身体を守る必要がある」と判断したとき、
私たちはそれを痛みとして感じる可能性があります

痛みは、体を守るために脳がつくり出す警報のような体験です。
(つまり、侵害受容刺激と痛みは同じではありません。)

目次

皮神経は「感じる」だけではありません

交感神経の出力としての重要な役割

皮膚には 感覚神経だけでなく、交感神経線維 も豊富に分布しています。
この交感神経は、皮膚の状態を 無意識のうちに調節する“出力” を担っています。

皮膚の血流を調節する

皮膚の血管は、ほぼすべて 交感神経の支配を受けています。

  • 寒いとき
     → 血管が収縮し、熱を逃がさない
  • 暑いとき
     → 血流を変化させ、体温調節を助ける

皮膚の血流は
皮膚機能の回復・柔らかさ・過敏さ にも深く関係しています。

汗腺を動かす

汗腺は、交感神経によって直接コントロールされています。

少し特徴的なのは、
汗腺を支配する交感神経は アセチルコリンを使う(コリン作動性) という点です。

  • 体温調節のための発汗
  • 緊張や不安による「冷や汗」

これらもすべて、皮膚に分布する交感神経の出力です。

立毛筋(鳥肌)

鳥肌が立つとき、
毛包に付着した 立毛筋 が収縮しています。

この立毛筋も 交感神経の支配です。

寒さや恐怖、緊張など、
体が「守りのモード」に入ったサインとも言えます。

感覚と自律神経は、セットで働いている

皮膚では、

皮神経(感覚入力)
→ 中枢神経で統合
→ 交感神経(血流・汗・立毛筋の出力)

というループが常に回っています。

皮膚は、感じる器官であると同時に自律神経の調節対象でもあります。

強い刺激は、本当に「回復」に向かう?

皮神経は、筋肉や筋膜より ずっと表層にあります。つまり、

  • 強く押す
  • 急に圧をかける
  • 痛みを我慢させる

こうした刺激は、まず最初に皮神経と皮膚の微小血管を刺激(あるいは傷つける) ことになります。

その結果、

  • 痛みの閾値が下がる
  • 交感神経が過剰に反応する
  • 皮膚の血流が乱れる

といった状態が起こりやすくなります。
良く知られている状況を説明する言葉に「もみかえし」があります。

✔ 余計に痛みを感じやすくなる
✔ 敏感な状態が長引く
✔ 回復が遅れる

こうした現象は、疼痛科学の視点からも説明が可能です。

皮神経を大切にするということ

痛みを減らすために大切なのは、
「もっと強く」ではなく「もっとやさしく丁寧に」

皮神経を刺激しすぎない
交感神経を過剰に興奮させない

そんな やさしい徒手療法の方が、
体の回復システムと調和しやすいことが、
今の神経科学・疼痛科学からも見えてきています。

当院のやさしい徒手療法の特徴として痛みや強い刺激を与えないことを大切にしています。
くわしい解説ページもご用意しています。当院の施術方針を見る

参考文献

皮神経の構造について:
Structure and functions of the cutaneous nervous system
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9157361/

痛みのメカニズムと皮神経の関連性についての視点:
Skin matters: identifying pain mechanisms and predicting treatment outcomes
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23766902/


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