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腰痛・骨盤の痛み・脚の後面の痛みと中臀皮神経|西院のあんのん接骨院

中臀皮神経(ちゅうでんぴしんけい)は、仙骨神経(S1〜S4)から枝分かれしてできている皮神経(末梢神経)です。

この神経は、お尻の奥にある後仙腸靭帯(こうせんちょうじんたい)という、
いわば“トンネル”のような構造を通って、皮膚へと向かいます。

この通り道である後仙腸靭帯の部分で、
中臀皮神経が圧迫されたり、摩擦を受けたりすることで、

  • 腰や骨盤まわりの痛み・違和感
  • お尻〜太ももの後ろ側の痛み
  • ピリピリ、ジンジンするような感覚
  • なんとなく引っかかるような感じ

といった症状に関係している可能性が考えられています。

このような、中臀皮神経が関係する腰やお尻の痛みは、
いわゆる「坐骨神経痛」とひとまとめにされることも少なくありません。


慢性腰痛や坐骨神経痛については、
慢性腰痛・坐骨神経痛と神経の関係|総合ガイドで、もう少し詳しく解説しています。

目次

なぜ、日常生活で影響を受けやすいのでしょうか?

長時間同じ姿勢で座っていること
立ちっぱなしの作業
長い距離を歩くこと
仕事や家事など、毎日の積み重ね

こうした日常の動きそのものが、
知らないうちにこの神経に軽いストレスを与えていることがあります。

神経が圧迫や摩擦を受け続けると、

  • 神経の中を流れる血液(酸素や栄養)が行き届きにくくなる
  • 炎症に関係する物質が滞りやすくなる

といった状態が起こりやすくなります。

その結果、神経が過敏(感作)になり、本来は問題にならない刺激でも
「痛み」や「違和感」として感じやすくなることがあります。

これは「神経が悪くなった」というより、
神経ががんばりすぎて、敏感になっている状態と考えると分かりやすいかもしれません。

「骨盤の関節が原因」と言われた痛みの中に、神経が関係していることも

余談になりますが、

  • 「骨盤で何か引っかかる感じがする」
  • 「腰だけでなく、太ももの後ろにも痛みがある」

このような症状があると、
以前は仙腸関節(骨盤の関節)の問題と説明されることが多くありました。

もちろん、関節が関係するケースもあります。
ただ、実際には

皮神経(末梢神経)のトラブルが主な原因だったのでは?

と考えられるケースも、少なくないように感じています。

また、仙腸関節そのものにも末梢神経は分布しています。
つまり、「関節の問題」と「神経の問題」は、
きれいに分けられるものではなく、重なり合っていることが多いと考えています。

痛みの場所が広がる理由 ― 神経どうしのつながり

中臀皮神経は、単独で存在しているわけではなく、臀部周囲の他の皮神経と吻合(ふんごう)と呼ばれる神経どうしのつながりを持っています。

そのため、

  • 教科書的な支配領域(S1〜S4)とは少し異なる場所に
  • 「そこは関係なさそう」と思われる範囲に

痛みや違和感が現れることも、神経の構造としては十分に起こりえます。

ただし、痛みの広がりは
末梢神経の走行やつながりだけで決まるものではありません。

痛みが続くことで、脊髄や脳といった中枢神経系が刺激に対して敏感になり、
本来は問題にならない程度の刺激でも「痛み」として強く感じ取られることがあります。

このような状態では、

  • 刺激の大きさ
  • 実際に感じる痛みの強さ

が一致しなくなり、
痛みの範囲が広がったように感じることもあります。

つまり、
「どこが悪いか」だけで痛みを説明するのではなく、
神経系全体の反応として痛みを捉える視点が大切なように思います。

我慢し続けている痛みや違和感があれば

腰やお尻、脚のうしろ側の痛みや違和感を
「そのうち良くなるだろう」と我慢し続けていませんか?

もし気になる症状がありましたら、
どうぞ無理をせず、あんのん接骨院にご相談ください。

保険についての大切なお知らせ

※接骨院で保険が使えるのは、
原因がはっきりしている、最近起きた外傷
(打撲・捻挫・挫傷・骨折・脱臼
※骨折・脱臼は医師の同意が必要)に限られます。

肩こりや、日常生活による慢性的な腰痛などには
各種保険を使用することはできません。
あらかじめご了承ください。

こんなお悩みはありませんか?

  • 毎日もみほぐしに通っているのに、肩こりや腰痛が変わらない
  • 首を強く鳴らしてもらってから、首や腕が痛くなった
  • とても痛い施術を受け、翌日かえって動けなくなった
  • 毎回骨盤矯正を受けているのに、腰痛を繰り返している

長い間、不安や疑問を抱えたままではありませんか?

もしかすると、これまでの施術の考え方や刺激の与え方が、痛みに合っていなかった
という可能性も考えられます。

痛みがなかなか変わらない背景には、「何をするか」よりも、「どんな考え方で刺激を入れているか」が
影響していることも少なくありません。

当院では、強い刺激や一律の矯正ではなく、身体の反応を見ながら調整していく施術を大切にしています。
その考え方については、施術に対する考え方をまとめたページでご紹介しています。

「痛みの科学」に基づいた、あんのん接骨院の徒手療法

近年、神経科学や疼痛科学の研究により、
「痛み」について分かってきたことがたくさんあります。

あんのん接骨院では、
そうした科学的な考え方を大切にした徒手療法を行っています。

施術では、

  • 身体が一番楽に感じる姿勢を見つけ、しばらく保つ
  • 痛みや違和感が軽くなる方向に皮膚をやさしく動かし、静かに保持する
  • ごく小さな力で、手に向かって力を入れてもらう

といった、とても穏やかな方法を用います。

「え、それだけ?」
そう感じられるかもしれません。

ですが、こうしたシンプルな刺激が、

  • 末梢神経の中の血流を助け
  • 皮膚の感覚受容器に働きかけ
  • 固有感覚(身体の位置や動きを感じ取る感覚)を良くし
  • 中枢神経系の反応をやさしく変化させ

結果として、
痛みを強めていた反射や緊張を、穏やかに落ち着かせる
可能性があると考えられています。

強い刺激ではなく、「必要な刺激だけ」を

これまでの徒手療法にあった
・過剰な刺激
・根拠のあいまいな考え方

そうしたものをできるだけそぎ落とし、
身体にとって必要なことだけを、丁寧に行う

それが、あんのん接骨院の考える施術です。

「強くされるのが怖い」
「もう痛い思いはしたくない」

そんな方にこそ、
一度知っていただきたいアプローチです。


あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
はじめての方へ―あんのん接骨院はこんなところ

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