「私たちの脳はこんなにも似通っているのに、私たちの行動のしかた、能力、欲望、希望、夢、恐れはみな異なっている。ということは、個性を解明する鍵は、脳全体の構造ではなく、基本的なネットワークの微調整のやり方にあるのだ。」
――ジョゼフ・ルドゥー『シナプスが人格をつくる』(みすず書房)
以前からタイトルが気になっていた一冊を、ようやく手に取ることができました。
私たちはよく、
「まぁ、人それぞれやしなぁ」
「考え方も性格も違って当たり前やんな」
…そんなふうに話をまとめてしまうことがありますよね(笑)。
でも、ふと立ち止まって考えてみると、
そもそも「人格」って何なんだろう?
と思ったりします。
この本では、人格や個性の違いは、脳の大きな構造の違いではなく、シナプス(神経同士のつながり)の使われ方やつながり方の“微調整”の積み重ねによって生まれる、という視点が示されています。
シナプスと神経可塑性
シナプスのつながりは、生まれた瞬間に完成しているわけではありません。
経験、学習、繰り返しの行動によって、強くなったり、弱くなったり、組み替えられたりします。
このように、脳や神経系が経験に応じて構造や働きを変えていく性質を、
神経可塑性(Neuroplasticity)と呼びます。
神経可塑性とは、脳や神経系が、経験や学習、新しい情報に応じて、構造や機能を変化させる能力のことです。
本を読みながら、
「結局、“何を繰り返しているか”“どんな習慣を積み重ねているか”が大事なんやなぁ…」
と、しみじみ感じました。
慢性的な「痛み」も、同じ視点で考えられる
この考え方は、慢性的な痛みを考える上でも、とても大切だと感じています。
痛みは、単なる組織の問題だけで説明できないことが多く、
神経系の反応のしかたや、過去の経験、繰り返されてきた身体の使い方が深く関係しています。
つまり、
- 痛みを感じやすい状態が「学習」されてしまうこともあれば
- 逆に、安心して動ける感覚を「再学習」していくことも可能
ということです。
だからこそ、痛みや違和感のサインが小さいうちに向き合うこと、
そして、身体にとって負担の少ない経験を積み重ねていくことが、とても大切だと考えています。
あんのん接骨院が大切にしていること
あんのん接骨院では、強い刺激や無理な矯正で身体を変えようとはしません。
痛みを与えない、やさしい刺激を通して、
神経系が「今は大丈夫」「安全に動いていい」という情報を受け取れるような関わりを大切にしています。
施術は、
- 身体に「痛まない体験」を重ねるきっかけになり
- 痛みが落ち着いた状態で日常生活を送ること自体が、結果的にリハビリになる
そんな可能性を持っていると考えています。
長引く痛みや違和感に対して、
疼痛科学・神経科学の考え方をベースに、神経系に目を向けた徒手療法を行っています。
「いきなり強いことをされるのは不安」
「自分の身体の状態をちゃんと理解しながら進みたい」
そんな方に、安心して来ていただける場所でありたいと思っています。
気になる痛みや違和感がある方は、どうぞ無理を重ねる前に、一度ご相談ください。
あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
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