最近、「神経」や「脳」という言葉を本当によく見かけるようになりました。
「痛みは脳がつくっている」
「神経の誤作動です」
「慢性痛は中枢の問題です」
とても大切な視点だと思います。
構造や姿勢だけでは説明できない現実に、
業界全体が目を向けはじめているのは、
前向きな流れだと感じています。
だからこそ、ひとつだけ。
静かに考えたい問いがあります。
その理論に合わせて、施術は変わっているのでしょうか?
もし本当に「神経系」が前提なら、
・刺激の強さには、より慎重になるはずです
・「歪んでいるから危険」とは言わないはずです
・「通わないと悪化する」と不安を強めないはずです
そして目指すのは、
「先生がいないと不安」ではなく、
「自分の身体なら、もう大丈夫」と思える状態。
なぜなら、神経系の視点に立つなら
大切なのは“安心や安全を学習するプロセス”だからです。
安全を学習させたいのに、強い刺激を入れ続ける。
安心を育てたいのに、「あなたは歪んでいる」と伝え続ける。
そこに少しだけ、違和感が生まれます。
理論を取り入れるのか、理論を飾るのか
理論を取り入れるということは、
言葉だけでなく、設計そのものが変わるということでもあります。
神経系を前提にするなら、
・短時間で忙しなく回転させる施術モデルは難しい
・強刺激で満足感を出す設計は矛盾しやすい
・不安や恐怖を通院理由にすることはできない
決して簡単ではありません。
少なくとも私は、
これまで姿勢や椎間板、筋膜といった構造、バイオメカニクスを中心に考えてきた分、
頭を切り替えるのにずいぶん時間がかかりました。
だからこそ、
「神経」という言葉を使うことと、
神経系の視点で施術を組み立てることは、
少し違うのだと思っています。
私が強く刺激しない理由
京都市右京区西院にある
あんのん接骨院では、強く揉みません。
無理に矯正もしません。
それは“やさしさ”というより、
理屈に基づいた選択です。
神経は、強い刺激を受けると防御します。
防御すれば、緊張は高まります。
慢性痛の多くは、
“組織が壊れている”というより、
“警戒が続いている”状態と考えています。
だから必要なのは、
刺激を足すことよりも、
安全を少しずつ再学習していくこと。
そのために、
強さよりも「安心できる感覚」を大切にしています。
不安で通わせない
もし神経が過敏になっているのなら、
「あなたは歪んでいる」
「放っておくと悪化する」
「通い続けないと戻る」
こうした言葉は、警報をさらに強めてしまう可能性があります。
私たちのゴールは、私達に依存して
通い続けてもらうことではありません。
「もう大丈夫だと思える」
その感覚を取り戻していただくことです。
神経系にフォーカスするなら、
施術の強さも、説明の仕方も、通院の設計も変わります。
大きな声で否定するつもりはありません。
ただ、理論と向き合うなら、
言葉だけで終わらせたくないと思っています。
言葉は真似できます。
でも、向き合い方までは真似できません。
京都西院の小さな院で、
静かに、しかし一貫して。
流行よりも、
目の前の方の反応を見ながら、
これからも続けていこうと思います。
あんのん接骨院の施術の考え方については
👉「はじめての方へ」も参考にしてみてください。
はじめての方へ―あんのん接骨院はこんなところ
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