手技療法・物理療法

保険施術

保険施術は接骨院において保険が利用できる骨折・脱臼・打撲・挫傷(肉離れ)への施術(応急処置)です。打撲や捻挫などの外傷で負傷された部位に対して固定や冷罨法・温罨法・電療などを用いて施術します。

手技療法

「手技療法」は、自費でのサービスになります。
お一人おひとりの症状やご希望に合わせて、いくつかの方法を組み合わせながら、からだに負担の少ないやさしい施術を行っています。

たとえば、関節をゆっくり動かして動きを整える方法(関節モビライゼーションやJSA)、日本に伝わる活法や操体法といった伝統的な手法、マッケンジー法に基づく運動療法などがあります。
そのほかにも、やさしい揉みほぐしやストレッチ、テーピングなどを組み合わせながら、お身体の状態に合わせて施術を進めていきます。

その日の体調や痛みの状態を確認しながら、無理のない方法を選びますので、どうぞ安心してご相談ください。

DNM(DermoNeuroModulating)

「DNM」は、自費でのサービスです。
最新の疼痛科学(とうつうかがく)に基づき、神経のはたらきにやさしくアプローチする徒手療法です。DNMは、皮膚(皮神経)を介して神経系のはたらきを変化させる、最新の徒手療法です。痛みや違和感を引き起こしている神経系に注目し、からだに負担をかけずに、自然な回復を促します。
強い刺激や力を加えることはなく、施術中は「触れられているな」と感じる程度のやさしい感覚です。
神経系の過敏な状況を落ち着かせ、慢性的な痛みやこり、しびれなどの症状に対しても、安全に施術を進めることができます。

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物理療法

セダンテクリオス(SD-5502)

あんのん接骨院では干渉波治療器「セダンテクリオス(SD-5502)」を使用しています。干渉波治療とは、2つ以上の異なる周波数の中周波電流を体に流し、その交わる場所(干渉点)で新たな低周波刺激を生み出す治療法です。この干渉波の特長は、皮膚への刺激をやわらげながら体の深い部分までやさしくアプローチできるのが魅力です。セダンテクリオス(SD-5502)は、電流の波形がなめらかで、心地よい刺激感が特徴です。筋肉の緊張を和らげ、血流を促し、痛みをやわらげるサポートをします。

★こんな方におすすめです★
– 肩こりや腰痛、筋肉のこわばりが気になる方
– 長時間のデスクワークや立ち仕事で疲れがたまっている方
– スポーツ後の筋肉疲労をケアしたい方

超音波治療器 US-750

あんのん接骨院では、超音波治療器「US-750」を導入しています。超音波治療器は、人の耳には聞こえないほど高い周波数の振動を体内に届けることで、筋肉や関節、靱帯などの回復を促す物理療法です。US-750が発生させる超音波は、体の深い部分にまでエネルギーを届けることができます。

これにより、
微細なマッサージ効果(細胞レベルの振動で組織をやさしく刺激)
温熱効果(深部からじんわり温め、血流を促進)
細胞の活性化(組織の修復を促すサポート)
といった効果が期待できます。

★ こんな方におすすめです★
-筋肉や腱の炎症が長引いている方
-捻挫、肉離れ、打撲などの急性期のケガ
-慢性的な肩こりや腰痛
-関節の可動域を広げたい方
-スポーツでのオーバーユース(使いすぎ)による痛み

イトーIM-2000

あんのん接骨院では、微弱電流治療器「イトー IM-2000」を導入しています。
この機器は、人の体に本来流れているごく微小な電気信号(生体電流)に近い刺激を利用し、組織の修復や炎症の回復を穏やかにサポートします。

微弱電流とは?
私たちの体の細胞には、それぞれわずかな「電気的な働き(電位差)」があります。ケガや炎症が起きると、この電気信号の流れが乱れ、細胞の修復がうまく進みにくくなることがあります。

微弱電流は、この細胞間の電気的なやり取りを整えるように働きかけます。
ごく弱い電流(マイクロアンペア単位)を体に流すことで、細胞内でのATP(エネルギー源)産生が促されると報告されており、
それにより、損傷した組織の修復や炎症の回復を助ける反応が期待できます。
(※Cheng et al., 1982; Lambert et al., 2002 などの研究より)

特長
・極めて弱い電流(マイクロアンペア単位)を使用
・痛みや刺激をほとんど感じない、やさしい施術
・炎症や腫れの軽減、組織修復をサポート
・ケガの直後(急性期)から安全に使用可能

このような方におすすめです★
・捻挫・打撲・肉離れなどのケガの初期ケアに
・手術後や骨折後の回復サポートに
・炎症による腫れや痛みが強いときに