現状維持バイアス(status quo bias)

変化やまだ知らないものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。 現状から変化することを「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまう傾向のことです。

例えば、いつも行くラーメン屋さん(天下一品)と、新しく出店したラーメン屋さんのどちらに行こうか迷っているとして、やっぱり天下一品に行ってしまう傾向の事です。
ですが、勇気を出して新しく出店したラーメン屋さんに行ったとしたら「ちょっと、好みじゃなかった・・・」もしくは「予想よりおいしかった!」などの感想になります。
実は、人間は利益から出る「満足度」よりも、損失から出る「苦痛」の方が大きいと感じるようなのです。
なので、現状に固執して今日も天下一品に行く事になります。
ラーメン屋さんならいいのですが、大切なことならもっと慎重になったりしますね。

2つの内、1つを選ぶ時には具体的に数字に変換できるものは数字に直して比較したり、これ以上の苦痛は無い事を認識するために最悪の状況を確認しておいたり、主観的にならないように誰かにアドバイスをもらったりが良いそうです。
何か新しい事を始める時には自分の現状維持バイアスをチェックしようと思います。ラーメン屋さん以外で。

※バイアス・・・「先入観」

関連記事

  1. 腰痛予防にコルセットは有用か

  2. ★腕神経叢:わんしんけいそう★

  3. ★正中神経:せいちゅうしんけい★

  4. DNMと今までの徒手療法との違い

  5. 痛みの定義

  6. 強いアプローチ(施術)が効果的とは限らない