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すねの痛み|歩くと痛い・運動後に痛む・前すねがつらい方へ

すねが痛いと、歩くたびに気になったり、階段や坂道、運動のあとに痛みが出たりすることがあります。

「歩くと前すねが痛い」
「運動後からすねの内側が気になる」
「すねが張って、足首を動かしにくい」
「シンスプリントかもしれない」
「そのうち良くなると思っていたけれど、なかなか引かない」

といったように、不安を感じながら過ごされている方も少なくありません。

すねの痛みは、「歩きすぎたから」「筋肉が硬いから」と
一つの原因だけで決まるものではありません。

歩く量や運動量の変化、足首の使い方、靴との関係、疲労や睡眠の状態など、
さまざまな体の情報を、脳を含む神経系が受け取り、その結果として
痛みを感じやすくなることがあります。

また当然ながら、ぶつけた・ひねった・急に走った・ジャンプや踏み込みで痛めたあとなどは、
筋肉や腱、骨などの組織の状態が、痛みに関係している場合があります。

目次

すねの痛みでよくあるお悩み

すねの痛みでは、次のようなお悩みを聞くことがあります。

歩くとすねが気になる
走るとすねの内側が痛い
前すねが張ってつらい
運動後にすねが痛む
階段や坂道で痛みが出る
ジャンプや踏み込みのあとから痛い
足首を動かすとすねに違和感がある
すねの外側が張る
すねの内側を押すと痛い
靴を変えてから痛みが出てきた
休むと少し楽になるが、動くとまた痛い
病院では大きな異常がないと言われたが、痛みが残っている

すねの痛みは「シンスプリント」と呼ばれる状態と関係することもありますが、
すべてのすねの痛みがシンスプリントとは限りません。

医療機関での確認が必要なすねの痛み

すねの痛みの多くは、運動量の変化や歩く量、足首の使い方などと関係して起こることがあります。

一方で、すねの痛みの中には、骨への強い負担、感染、血流の問題、
内科的な病気に伴う症状、神経症状などが関係している場合もあります。

接骨院でも、問診や触診、動きの確認を通して、
骨への負担や神経症状が疑われるサインに気づけることはあります。

しかし、画像検査や血液検査が必要な問題、
糖尿病などの内科的な病気に伴う症状、感染や血流の問題などは、
接骨院だけで詳しく判断することはできません。

そのため、次のような場合は、接骨院で様子を見るのではなく、
整形外科や内科など医療機関での確認をご検討ください。

歩けないほど痛い
痛みが日ごとに強くなっている
安静にしていてもズキズキ痛む
夜間も痛みで目が覚める
すねが強く腫れている
赤みや熱感が強い
押すと骨の一点に強い痛みがある
運動を休んでも痛みがなかなか引かない
しびれが広がっている
感覚が鈍くなっている
足首や足指に力が入りにくい
足の色が悪い、冷たさが強い
発熱を伴う痛みがある
傷があり、腫れや膿がみられる

このような症状がある場合、骨や血流、感染、神経症状など、
医療機関での確認が必要な問題が隠れていることがあります。

当院では、徒手療法を安全に受けていただくためにも、
医学的な確認が必要なサインを見落とさないことが大切だと考えています。

状態を確認したうえで、医療機関での検査や治療が必要と考えられる場合は、
施術よりも医療機関への受診を優先してご案内しています。

あんのん接骨院でのすねの痛みへの考え方

すねの痛みがあると、痛いところを強く押したり、硬いところを
揉みほぐしたりした方が早く良くなりそうに感じるかもしれません。

しかし、痛みがある場所に強い刺激を加えることが、
必ずしも回復に向かう変化につながるとは限りません。

痛みがある場所は、すでに刺激に敏感になっていることがあります。
そのような状態で強い刺激を加えると、一時的に感覚が変わることはあっても、
かえって体が身構えやすくなる場合があります。

当院では、痛みを無理に我慢していただく施術ではなく、
神経が必要以上に警戒しにくい、負担の少ない刺激を大切にしています。

すねの痛みを組織や構造の変化だけで決めつけない理由

すねの痛みというと、前すねの筋肉、すねの内側の組織、
足首の使い方、ランニングフォーム、
骨まわりへの負担などがその原因として注目されることがあります。

もちろん、これらが痛みに関係することはあります。

ただ、実際には「痛み」は組織や構造の変化だけで決まるものではありません。

痛みは、体からの情報だけでなく、過去の痛みの経験、不安、疲労、睡眠の状態、
運動への警戒なども含めて、脳を含む神経系が判断している反応の一つです。

これは「気のせい」という意味ではありません。

神経系がさまざまな情報を受け取り、「守る必要がある」と判断したときに、
痛みや違和感として感じられることがあります。

そのため当院では、すねの痛みを「筋肉が硬いから」「骨だけの問題」と
一つに決めつけず、痛みの出方や生活で困っていることを確認しながら、
負担の少ない形で施術を進めていきます。

体が回復に向かおうとする変化を妨げないために

すねが痛いとき、体は痛みを避けるために、歩き方を変えたり、
患部をかばったりすることがあります。

痛みが強く出ることで、無理に動かしすぎないようブレーキがかかる場合もあります。
これは、体を守るための自然な反応のひとつです。

ただ、その状態が長く続くと、すねだけでなく、足首、ふくらはぎ、
膝、股関節、腰まわりにも違和感や痛みが広がることがあります。

あんのん接骨院では、新しい痛みを与えて今までの痛みを一時的に
感じにくくするよりも、体にかかっている防御のブレーキが必要以上に
強くなりすぎないよう、痛みが出にくい姿勢や動き、
やさしい触れ方を大切にしています。

強い刺激で鎮痛を強引に引き出そうとするのではなく、
神経が過剰に警戒しにくい穏やかな刺激を通して、
体が回復に向かおうとする変化を妨げないように施術を進めています。

よくある質問

Q. すねが痛いとき、接骨院でみてもらえますか?

はい。痛みの出方、歩いたとき、足首を動かしたとき、
触れたときの反応などを確認しながら対応します。

すねの痛みには、歩きすぎや運動、立ち仕事、筋肉や腱への負担、
足首の使い方、靴との関係などが関係することがあります。

また、ぶつけた・ひねった・急に走った・
ジャンプしたなどのケガについても、確認したうえで対応します。

ただし、強い腫れ、赤みや熱感、歩けないほどの痛み、安静時の強い痛み、
しびれや力の入りにくさなどがある場合は、医療機関での検査や治療が必要になることがあります。

Q. すねの痛みはシンスプリントですか?

すねの内側や前側が痛む場合、シンスプリントと呼ばれる状態が関係していることもあります。

ただし、すねの痛みがすべてシンスプリントとは限りません。

骨への負担、筋肉や腱への負担、足首の使い方、靴、運動量の変化、神経の反応など、いくつかの要素が関係していることがあります。

そのため当院では、名前だけで決めつけず、痛みの出方や生活で困っていることを確認しながら対応します。

Q. すねが張るのは、筋肉が硬いからですか?

筋肉の張りや硬さが関係することはあります。

ただし、すねの張りを「筋肉が硬いから」とだけ考えると、見落としてしまうこともあります。

歩く量、立っている時間、足首の使い方、靴との関係、疲労、睡眠、痛みへの警戒などが重なって、張りや痛みとして感じられることがあります。

Q. 運動後にすねが痛い場合、休んだ方がいいですか?

痛みが強い場合や、動くたびに痛みが増える場合は、無理に運動を続けないことが大切です。

特に、痛みが日ごとに強くなる、押すと骨の一点に強い痛みがある、安静にしていても痛む、腫れや熱感がある場合は、医療機関での確認をご検討ください。

一方で、すべての痛みを「完全に動かしてはいけない」と考える必要はありません。

当院では、痛みの出方を確認しながら、どの動きが負担になっているのか、どの程度なら不安なく動けるのかを一緒に確認していきます。

Q. 痛いところを強く揉んだ方が早く良くなりますか?

当院では、すねを強く揉むことを前提にはしていません。

痛みがある場所は、すでに刺激に敏感になっていることがあります。

そのため、強い刺激で構造や組織を無理に変えようとするのではなく、体が必要以上に身構えにくい刺激を使いながら、変化のきっかけをつくっていきます。

Q. 長く続いているすねの痛みでも相談できますか?

はい。長く続くすねの痛みでも、痛みの出方や生活で困っていることを確認しながら対応します。

痛みが長く続く中で、神経系が刺激に対して敏感になっていることがあります。

その背景には、痛みへの警戒、疲労、睡眠の乱れ、日常生活での負担などが関係している場合もあります。

「長く続いているから仕方ない」と決めつけず、まずは一度ご相談ください。

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参考にしている考え方

・痛みは、組織の状態だけでなく、過去の痛みの経験、
不安、疲労、睡眠不足など、さまざまな要素の影響を受けることがあります。
Srinivasa N Raja, et al. The Revised IASP definition of pain: concepts, challenges, and compromises. PAIN. 2020.

・長年「シンスプリント」と考えられていた前内側のすねの痛みが、
詳しく確認すると腰から下肢へ向かう神経の問題と考えられた症例報告です。
Geoffrey M Bove. Partial mixed neuropathy of the fourth lumbar spinal nerve misdiagnosed as “shin splints.”

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