検査では大きな異常が見つからないのに、全身の痛みや疲れが続いている方へ。
全身に広がる痛みや疲れ、眠りにくさ、ちょっとした刺激でもつらく感じる状態が続くと、不安になる方も多いと思います。
線維筋痛症は、画像検査や血液検査で大きな異常がはっきりしないことも多い一方で、日常生活には大きな影響が出ることがある状態です。近年では、痛みの感じ方を調整している神経の働きにも目を向けながら理解されることが増えています。
また、見た目では分かりにくいこともあり、
「大丈夫なように見える」と言われたり、
つらさが周囲に伝わりにくいと感じる方も少なくありません。
・家事や仕事を続けるのがしんどい
・外出するのが億劫になる
・少しのことで強く疲れてしまう
・その日の体調によって予定が立てにくい
こうした日常の困りごとが積み重なることで、不安や負担が大きくなることもあります。
西院のあんのん接骨院では、体の反応を見ながら、神経系に配慮したやさしい施術を大切にしています。
このようなお悩みはありませんか?
・体のあちこちに痛みがある
・日によって痛む場所や強さが変わる
・軽く触れられるだけでも痛みやつらさを感じることがある
・疲れやすく、朝からしんどい
・眠りが浅く、寝ても回復した感じがしない
・画像検査では大きな異常はないと言われたが、つらさが続いている
・痛みだけでなく、頭がぼんやりする感じや集中しにくさもある
・いろいろ試してきたが、どう考えたらいいのかわからなくなっている
このような状態でお悩みの方は、線維筋痛症として説明される状態に近い可能性もあります。
線維筋痛症とは?
線維筋痛症は、全身に広がる痛みを中心に、疲労感、睡眠の質の低下、集中しにくさなどがみられることがある状態です。症状の出方には個人差があり、その日によってつらさの強さが変わることもあります。
診断は、画像だけで決まるというより、症状の広がりや強さ、続いている期間などを含めて総合的に考えられます。広範囲の痛みと症状の強さを組み合わせて判断する考え方が示されています。
現在一般的に行われている検査で、体の構造や組織の状態に大きな異常が見つからないこともあります。
そのため、周囲に伝わりにくく、つらさを一人で抱え込みやすい面もあります。
なぜ痛みが続くのでしょうか?
痛みは、体からの情報や、これまでの経験、環境、睡眠の状態などをもとに、脳を含む神経系全体の働きの中で生じる体験と考えられています。
線維筋痛症では、こうした痛みの感じ方を調整する仕組みに変化がみられることがあり、国際疼痛学会では、侵害受容性疼痛や神経障害性疼痛とは別に、nociplastic pain(侵害可塑性疼痛)という痛みについての考え方が示されています。これは、痛みが「気のせい」という意味ではなく、痛みの生じ方を考えるための分類のひとつです。
痛みは最終的に脳を含む神経系で感じられる体験ですが、
それは脳だけで決まるものではなく、体からの感覚や睡眠、ストレス、環境など、さまざまな情報をもとに成り立っています。
そのため、線維筋痛症は中枢の働きだけで説明できるものではなく、複数の要素が関わる状態として考えられています。
ストレスや自律神経の関係について
痛みの感じ方は、体の内外からの情報だけでなく、ストレスや睡眠の状態なども関わると考えられています。
体の中には、ストレスに対応する仕組みとして、ホルモンの働きを通じて体の調整に関わる仕組み(HPA軸)や、心拍や血流などを調整する自律神経の働き(SAM軸)があります。
これらはストレス反応と呼ばれ、日常の環境や体調に応じて変化しながら、体のバランスに関わっています。
SAM軸、HPA軸についてはこちらのブログでも詳しくお話しています。
・SAM軸とやさしい整体
・HPA軸とやさしい整体
こうした調整の働きがうまくかみ合わない状態が続くと、刺激に対して敏感に反応しやすくなり、痛みが感じやすくなることもあると考えられています。
刺激に対する反応は、自律神経やストレス反応(HPA軸・SAM軸)の影響も受けます。
状態によっては強い刺激がこれらの反応を高めることがあり、痛みの感じ方に影響する可能性があります。
そのため当院では、反応を見ながら刺激量を調整し、無理のない形で進めていきます。
強い刺激で無理に大きな変化を引き出すのではなく、そのときの感覚を確かめながら、
体に無理のない形で変化のきっかけをつくっていきます。
線維筋痛症はどのように考えられているのか
以前は、痛みの原因を体のどこか一か所に求める考え方が中心になりやすい面もありました。
しかし線維筋痛症では、それだけでは説明しきれないことが多くあります。
現在は、
・全身に広がる痛み
・疲労感
・睡眠の問題
・認知面の不調
などが一緒にみられることがあり、ひとつの組織の異常だけで整理するよりも、神経系全体の働きも含めて考えることが大切だとされています。
また、EULAR(欧州リウマチ学会)の勧告では、線維筋痛症の管理においては、まず患者さんへの理解を深めることと、運動を含む非薬物的な対応を土台にすることが示されています。
侵害可塑性疼痛(痛覚変調性疼痛)という考え方
線維筋痛症は、
侵害可塑性疼痛(痛覚変調性疼痛)という視点から説明されることが多い状態です。
これは、ケガや炎症による痛み(侵害受容性疼痛)や、
神経の損傷による痛み(神経障害性疼痛)だけでは説明しきれない痛みに対して、
神経の働きの変化という視点から理解するための考え方です。
ただし、この考え方は原因を一つに特定するものではなく、
痛みの感じ方を整理するための枠組みのひとつとされています。
そのため、線維筋痛症のすべてをこれだけで説明できるわけではなく、
他のさまざまな要素とあわせて考えていくことが大切になります。
あんのん接骨院の考え方
体の形や姿勢だけで痛みを説明しようとする考え方もありますが、それだけでは説明しきれないことが多くあります。そのため当院では、神経の働きにも目を向けながら、体に無理のない形で変化のきっかけをつくっていきます。
痛みが長く続いていると、体が少しの刺激にも身構えやすくなることがあります。
そのようなときに、強く押したり、無理に動かしたりすることが、かえって負担になることもあると当院では考えています。
西院の「あんのん接骨院」では、体の反応をていねいに見ながら、やさしい施術を行っています。
徒手療法でできること
線維筋痛症に対して、一度の施術で大きく変化させることを目的とすることは現実的ではありません。
当院では、軽く触れる・楽な姿勢や動きを使いながら、
体が必要以上に身構えなくてもいい状態を少しずつ増やしていきます。
また、こうした施術の積み重ねは、神経の応答の仕方に変化のきっかけをつくることにつながると考えています。
線維筋痛症の対応においては、
ご自身の体の反応を確かめながら進めていくことが大切だと当院では考えています。
症状の出方や反応の仕方には個人差があるため、
そのときの感覚や変化を手がかりにしながら進めていくことが、
一人ひとりに合った対応につながると考えています。
当院では、施術を受けるだけの関係ではなく、
体の反応を一緒に確かめながら進めていく方法を大切にしています。
このような進め方は、
ご自身で対処の手がかりを見つけていく感覚(自己効力感)にもつながると考えています。
まずは安全の確認も大切です
ところで、全身の痛みや強い疲労感があるときでも、必ずしもすべてが線維筋痛症とは限りません。
似たような症状が、ほかの病気に関連していることもあります。
例えば、
・発熱を伴う
・急に体重が減ってきた
・明らかな筋力低下が進んでいる
・関節の腫れや強い炎症がある
・胸痛や息苦しさなど、別の強い症状がある
このような場合は、医療機関での確認が大切です。
皆さんの安全を確認したうえで施術を行うことを大切にしています。
西院で線維筋痛症のお悩みがある方へ
線維筋痛症は、周囲から見えにくく、説明しにくいつらさ・痛みでもあります。
「検査では異常がないと言われた」
「でも、しんどさは確かにある」
そのような状態で、不安になってこられる方もおられます。
西院の接骨院「あんのん接骨院」では、
お話をていねいにうかがいながら、
体の反応を見て、やさしい施術を行っています。
強い刺激が苦手な方や、何を受けたらよいのかわからなくなっている方も、どうぞご相談ください。
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よくあるご質問(線維筋痛症)
Q. 線維筋痛症は、筋肉や関節が壊れているということですか?
必ずしもそうとは限りません。
線維筋痛症では、現在一般的に行われている検査で大きな異常が見つからないことも多く、痛みの感じ方を調整している神経系の働きも含めて考えられています。
Q. 線維筋痛症は、気のせいなのでしょうか?
いいえ、そのように考えるものではありません。
痛みは、脳を含む神経系全体の働きの中で生じる体験と考えられていますが、それは「本人の気のせい」という意味ではありません。近年は、nociplastic pain という考え方でも理解が進められています。
Q. 強く押したり、しっかりほぐした方が良いですか?
当院では、強い刺激はおすすめしていません。
刺激に敏感な状態では、強い刺激が負担になることもあるため、体の反応を見ながら、やさしい方法で進めることを大切にしています。
Q. 徒手療法だけで良くなりますか?
徒手療法だけで全てを解決する、と考えるのは現実的ではありません。
ただし、体の反応を見ながら、負担の少ない関わり方で変化のきっかけをつくっていくことには意味があると当院では考えています。EULAR(欧州リウマチ学会)の勧告でも、教育や運動などを含む多面的な対応が重視されています。
Q. 病院と併用しても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
線維筋痛症は、医療機関での診断やサポートも大切です。当院では、医療機関での判断を尊重しながら関わっていきます。
参考文献
・線維筋痛症の病態を多面的に考える視点として
Gyorfi M, et al. Fibromyalgia
・欧州リウマチ学会による線維筋痛症の対応に関する勧告
Macfarlane GJ, et al. EULAR revised recommendations for the management of fibromyalgia.
西院で、長引く痛みやくり返す不調でお悩みの方へ。
あんのん接骨院では、体の構造や組織の状態だけでなく、
神経の働きにも目を向けながら、
やさしい施術で変化のきっかけをつくっていきます。
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