ひとりごと– category –
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ひとりごと
DNMが雑誌に掲載されました。
「理学療法ジャーナル」といえば、病院でリハビリの先生として働く理学療法士の方達の間では良く知られている雑誌なのですが、その最新号に「皮神経」についての特集が掲載されています。皮神経と言えばDNM(DermoNeuroModulating)。もちろんDNMについて... -
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痛みに影響する環境
「敵意のある疑い深い環境は、痛みを抱える人に不安、ストレス、自信喪失を強める傾向があり、一方、思いやりがあって協力的な環境は、感情的な乱れを減らし、自尊心を高め、機能を維持するための正のコーピング(対処)行動を強化するであろうことである... -
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気持ちの良い運動を行って痛みの軽減を図る操体法
橋本敬三先生は日本の医師で操体法の考案者として有名です。操体法の説明として「気持ち良い方向、楽な方向に体を動かせば体の歪みが取れて痛みが取れる」といったものを良く聞きます。自己療法としても大変優秀な方法だと思います。 柔道整復師として接骨... -
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神経が引っ張られると神経内の血流は低下する
神経の8%の伸張で神経からの静脈の流れが減少し始めて、15%の伸張で神経内外の全ての血流が遮断される(Lundborgら1973、Ogata1986)。わずか6%の神経の伸張でもこれが1時間にわたって保持された場合には神経伝導性が70%に低下する。参考:クリニカルニューロ... -
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痛い事はしないほうがいい
特に慢性的な痛みに関して「痛みは脳が予測して出力している」という事実を考えると、身体に入力する刺激に対して「脳がどう予測して出力するだろうか」を考えるべきです。 痛みや症状の今後の改善を考えた時に、強い刺激を身体に加える事は一次的な爽快感... -
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カタリスト
カタリスト(Catalyst)は触媒(しょくばい)という意味です。触媒とは特定の化学反応の反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものを言います。 「セラピストはカタリスト」といった言葉があるのですが。施術者は患者さんが「自分の力で自... -
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肩こりと神経
以前は「肩こりは不良姿勢などで特定の筋肉に負荷が加わる事で硬くなる。また筋肉の血行循環が悪くなって悪化する。だから揉んだり、伸ばしたりして柔らかくしましょう」という、説明を良く聞きました。 ですが、実際には「筋肉」を硬く、収縮した状態に(... -
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脳でもニューロンが毎日誕生しています
「成人した人の脳では脳細胞の新生は起こらない」と長年信じられて来たが、脳には幹細胞(※1)が存在していて、ニューロンの増殖、分化、成熟が日々起きている。その存在部位の1つが、海馬歯状回の顆粒細胞層下帯であって、ここで誕生した新生ニューロン... -
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姿勢が悪いと痛む?
専門家に身体をみてもらった先で「腰痛になったのは姿勢が悪いから」「腰痛になったのは骨盤が歪んでいたから」と説明されることも少なく無いのではないでしょうか。 例えば、痛みがあると体が自然に筋肉を収縮させて痛みがある部分に負担がかからないよう... -
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ストレス耐性と母性行動
Meaney(カナダ)らは幼少時に十分な母性行動を受けることが生涯にわたって、その人のストレス反応あるいはストレス耐性に重要であるとの見解を示している。ラットの研究では毛づくろいされたり舐められたりして大切に育てられた子供のラットとそうでない...