未分類– category –
-
未分類
私たちが「常識のように考えていること」
その昔、中世のヨーロッパでは血液の過剰はあらゆる病気の原因だと信じられていました。そこで、過剰になった血液を抜き取ることにより病気が治せると考え、「瀉血(しゃけつ)」が行われていました。「全く科学的根拠に基づかない」ものだったので、病気を... -
未分類
肩関節の関節包(かたかんせつのかんせつほう)
関節包という関節を包む組織があります。肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)などで、炎症が起こる部位としてこの肩関節包は有名です。当然、関節包にWi-FiやBluetoothが内蔵されているかのごとく電波か何かが出て、脳へ関節包の今の状況を伝えているわけでは... -
未分類
皮膚の影響。
「誰もが皮膚の存在を無視していた事は紛れもなく事実です。これはまさに革新であり、感覚野は皮膚を広く反映していることを新たに知るべきなのです」引用:ダイアン・ジェイコブス(サンディエゴのペインサミットにて) 全ての徒手療法は皮膚の上から行っ... -
未分類
DNMが雑誌に掲載されました。
「理学療法ジャーナル」といえば、病院でリハビリの先生として働く理学療法士の方達の間では良く知られている雑誌なのですが、その最新号に「皮神経」についての特集が掲載されています。皮神経と言えばDNM(DermoNeuroModulating)。もちろんDNMについて... -
未分類
痛みに影響する環境
「敵意のある疑い深い環境は、痛みを抱える人に不安、ストレス、自信喪失を強める傾向があり、一方、思いやりがあって協力的な環境は、感情的な乱れを減らし、自尊心を高め、機能を維持するための正のコーピング(対処)行動を強化するであろうことである... -
未分類
気持ちの良い運動を行って痛みの軽減を図る操体法
橋本敬三先生は日本の医師で操体法の考案者として有名です。操体法の説明として「気持ち良い方向、楽な方向に体を動かせば体の歪みが取れて痛みが取れる」といったものを良く聞きます。自己療法としても大変優秀な方法だと思います。 柔道整復師として接骨... -
未分類
神経が引っ張られると神経内の血流は低下する
神経の8%の伸張で神経からの静脈の流れが減少し始めて、15%の伸張で神経内外の全ての血流が遮断される(Lundborgら1973、Ogata1986)。わずか6%の神経の伸張でもこれが1時間にわたって保持された場合には神経伝導性が70%に低下する。参考:クリニカルニューロ... -
未分類
痛い事は頑張って我慢しない方がよい理由
慢性的な痛みを考えるときに大切なのは、「痛みは脳が“入力された情報をもとに予測して出力している”」という点です。 つまり、身体にどんな刺激を与えるかによって、脳が「安全だ」と判断するのか、「危険だ」と判断するのかが変わります。 強い刺激は「... -
未分類
肩こりと神経
以前は「肩こりは不良姿勢などで特定の筋肉に負荷が加わる事で硬くなる。また筋肉の血行循環が悪くなって悪化する。だから揉んだり、伸ばしたりして柔らかくしましょう」という、説明を良く聞きました。 ですが、実際には「筋肉」を硬く、収縮した状態に(... -
未分類
脳でもニューロンが毎日誕生しています
「成人した人の脳では脳細胞の新生は起こらない」と長年信じられて来たが、脳には幹細胞(※1)が存在していて、ニューロンの増殖、分化、成熟が日々起きている。その存在部位の1つが、海馬歯状回の顆粒細胞層下帯であって、ここで誕生した新生ニューロン... -
未分類
ストレス耐性と母性行動
Meaney(カナダ)らは幼少時に十分な母性行動を受けることが生涯にわたって、その人のストレス反応あるいはストレス耐性に重要であるとの見解を示している。ラットの研究では毛づくろいされたり舐められたりして大切に育てられた子供のラットとそうでない... -
未分類
痛みに必要なもの
「あなたの脳には、あらゆる種類の必要な薬を作ることができる小さな核がたくさんあります。私達がしなければならないことは正しい方法で刺激する事です。」引用:デルモニューロモジュレーティング 第2版セラピスト向けのこの書籍にはこのように書かれ... -
未分類
DNIC(広汎性侵害抑制調節:こうはんせいしんがいよくせいちょうせつ)
DNIC(Diffuse NoxiousInhibitory Controls)(※1)は元からある痛みを新しく痛み刺激を加える事で一時的に軽減させる作用の事を言います。例えば強いマッサージ、痛みを伴うストレッチなどの後、痛みが一時的に減少するケースはDNICで説明できます。身体... -
未分類
手を当てると痛みが改善する?
不安な時に背中を撫でてもらったり、手を置いてもらったりすると痛みが軽くなったりします。不思議ですね。皮膚の上にあるCT線維(C-Tactile Fiber)は無害で心地の良い刺激にだけ反応し、オキシトシンという神経伝達物質を脳から放出させます。 このオキシ... -
未分類
前後即因果の誤謬:ぜんごそくいんがのごびゅう
ある出来事が別の出来事のあとに起きたことをとらえて、前の出来事が原因になって後の出来事が起きたんだと判断してしまう考え方の誤りのことを言ったりします。※誤謬(ごびゅう)・・・知識や考え方の誤りのこと。誤謬は、因果関係を否定するような他の要... -
未分類
確証バイアス
皆さんは調べものをする時など、インターネットを利用したりしますか?今や、調べものをする時は一番初めにパソコンの前にいるかも知れませんね。情報を収集しようと検索サイトで単語を入力するとそれに関連した情報が沢山出てきます。例えば「骨盤矯正」... -
未分類
ニューロ・マトリックス
身体の痛みを感じている時、実はその「感じ方」を決定している要素は色々とありますよ。というお話です。ニューロ・マトリックスはメルザックさんが幻肢痛(足が切断され、無いはずなのにその足の指先が痛むなど)の仮説として提唱した概念です。 脳には痛... -
未分類
DNMと今までの徒手療法との違い
DNM(Dermo Neuro Modulating)は「説明モデル」と言われています。説明モデルとは、全ての徒手療法は神経系から説明できるという事です。 例えば「関節の位置が元通りに戻ったから痛みが楽になった」や「筋膜の歪みが整ったから痛みが楽になった」、「骨盤... -
未分類
現状維持バイアス(status quo bias)
変化やまだ知らないものを避けて現状維持を望む心理作用のこと。 現状から変化することを「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまう傾向のことです。 例えば、いつも行くラーメン屋さん(天下一品)と、新しく出店したラーメン屋さんのどちらに... -
未分類
やっぱり身体を動かすことは大切。ただし・・・。
「運動をする事は身体に良い」と良く聞きます。運動が身体に良い事は知っているけど、何で良いんでしょうか?カロリーを消費するから?将来に向けての貯筋・・・?結論からお話すると、軽い運動は慢性的な痛みを改善させたり、内臓で起こる炎症を防いだり... -
未分類
痛みは脳からの出力
「慢性痛は急性痛が長引いたものではなく、主として脳回路網の変容に伴って生じる痛みである」と、書籍「慢性痛のサイエンス」の1ページ目に書かれています。 「痛み」は脳からの出力なので、痛みが発生しているその場所に異常が無くても発生することがあ... -
未分類
慢性痛と意欲
身体の痛みを抑制(痛みを楽にする)する機能の中に中脳辺縁ドーパミン系(Mesolimbic dopamine system)と呼ばれるものがあります。これは「快の情動」を操るシステムとして知られています。 最近では慢性痛を持つ人はこの中脳辺縁ドーパミン系の機能低下... -
未分類
センメルヴェイス反射
センメルヴェイス・イグナーツさんというお医者さんは消毒法の先駆者として知られています。センメルヴェイス反射とはこのお医者さんの名前から付けられています。センメルヴェイス反射の意味は「ずっと信じていたことと全く違う事を言われると、反射的に... -
未分類
京都初のDNM JAPAN認定セラピストに。
こんにちは。いつもお世話になっております。あんのん接骨院の大郷です。DNMという徒手療法をご存じでしょうか。最新の疼痛科学、神経科学に基づいた徒手療法です。 日本でもあまり知られていないこのDNMという徒手療法に以前から興味があり、皆様のご理解... -
未分類
痛みの定義
私達が経験する身近な「痛み」ですが、国際疼痛学会によって定義されていることをご存じでしょうか。 痛みの定義(国際疼痛学会)国際疼痛学会が発表した痛みの定義には以下のように書かれています。「実際のまたは潜在的な組織損傷に関連する、またはそれ... -
未分類
DNM(デルモ・ニューロ・モジュレーティング)を知っていますか?
皆さんはDNM(デルモ・ニューロ・モジュレーティング)という徒手療法を知ってますか?デルモは「皮膚」。ニューロは「神経」。モジュレーティングは「変化・変調」といった意味を示しているそうです。全ての徒手療法を神経系の影響から説明する「説明モデ... -
未分類
一日の気分を変える朝の体操
朝から身体がだるくて重い・・・。いわゆる「だるおも」な方。あんのん接骨院がお勧めする朝の体操で「だるおも」を取り外してから出かけませんか?とても簡単な体操なので、覚えてしまえばご家族にもお伝えいただけます。パリッと整った身体と気分の変化... -
未分類
取材の申し込み?
「ホームページを見てお電話しております。取材の申し込みのお願いなのですが、院長先生おられますでしょうか?」最近の営業の方の新しい傾向として、「取材」とか「本を書いていただきたく・・・」などが増えていますね。ほら、なんか一瞬偉くなった気分... -
未分類
慢性腰痛とおしりの神経
厚生労働省によると3ヵ月以上痛みが続く慢性腰痛の患者は、全国に約2800万人いるのだそうです。しかもほとんどが原因が特定されない腰痛です。 最近、画像検査では異常が見つからず、原因が特定できない腰痛が臀皮神経(お尻の周囲に分布する神経)の障害...
1
