からだのお話– category –
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からだのお話
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
今日は、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という皮膚の感染症について、少しお話ししたいと思います。この病気は、皮膚の下層に細菌が入り込み、炎症を引き起こすもので、特にケガをした部分や虫刺されを引っかいてしまった部分などが原因で発症することが多い... -
からだのお話
グリア細胞も痛みに関与しています
グリア細胞の役割について 部屋が散らかっていたり、机の上がぐちゃぐちゃだったりすると「ボールペンどこいったっけ?」「帽子がなくなっちゃった!」といったことが起こりますよね。急いでいる時にそんなことが起こってしまうとどうして片づけをしなかっ... -
からだのお話
施術と内因性オピオイドとストレスの関係
施術を受けていて、ウトウト…。身体がリラックスしてきて良い気持ちになったり、眠くなった経験は有りませんか? マッサージやストレッチなど、人の手を用いた施術は痛みの軽減やリラクゼーションを目的として広く行われています。これらの施術効果の一つ... -
からだのお話
身体防御反応とやさしい施術
皆さんは熱いやかんや針にうっかり触れてしまったとき「熱い」とか「痛む」ことを確認してから腕を引っ込めるタイプでしょうか…。きっと、熱いとか痛いとか感じる前に腕を引っ込めていると思います。この「おっと危ない!!」と身体が反応してしまうような... -
からだのお話
痛み・動き・肌の血色
以前右の足部を自転車の車輪に巻き込まれて骨折した方が通院されていました。整形外科にてレントゲンで確認すると中足骨が2カ所骨折していました。以下は骨癒合の後でも痛みが続き当院で後療を行うことになった患者様の写真です。 一般的に血行が良いと血... -
からだのお話
「シナプスが人格をつくる」
「私たちの脳はこんなにも似通っているのに、私たちの行動のしかた、能力、欲望、希望、夢、恐れはみなことなっている。ということは個性を解明する鍵は、脳全体の構造ではなく、基本的なネットワークの微調整のやり方にあるのだ。」引用:ジョゼフ・ルド... -
からだのお話
痛みを抑制する中脳辺縁ドパミン系のシステム
もしも、昔助けたツルが高級黒毛和牛の牛肉をくちばしにくわえて「あの時のお礼です!」と持ってきたら気持ちが舞い上がってしまいませんか?「良いのでしょうか…。こんなお心尽くしの贈り物をありがとうございます。」と言ってもらったとします。「やった... -
からだのお話
ドーパミン
美味しいものを食べた後、「ああ、美味しかった!」と幸せな気持ちになったことはありませんか?そして、「よし、やるぞ!」とやる気になれたり、「知りたい!勉強したい!」という自発的な学習意欲が出たり…。これらは脳から神経伝達物質が分泌されるから... -
からだのお話
ペインマトリックスって何?
ペインマトリックス そう言えば「あなたの〇ぜ、のどから?鼻から?熱から?」「私は…鼻から!」みたいなCMがありましたよね。あのCMについての話は置いておいて、「痛み」について言えば、痛みは脳からしか作られません。「あなたの痛み、何処から…?」今... -
からだのお話
自律神経の働きが固定されたら大変だという話
突然ですが、いつも一緒じゃないと困るものってありませんか?例えば、靴や服のサイズが毎日変わったらとても不便だと思います。身体のサイズは変わらないのに、昨日はSサイズで、夜の間に大きくなって今日は3Lサイズになっている…。昨日はピチピチで、今...