肩関節の関節包(かたかんせつのかんせつほう)

関節包という関節を包む組織があります。肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)などで、炎症が起こる部位としてこの肩関節包は有名です。当然、関節包にWi-FiやBluetoothが内蔵されているかのごとく電波か何かが出て、脳へ関節包の今の状況を伝えているわけではなく、関節包にも神経がつながっていて、この「神経」が関節包の状況を脳に伝えています。

例えば、肩関節周囲に分布する神経として肩甲上神経(けんこうじょうしんけい)があります。
棘上筋(きょくじょうきん)や棘下筋(きょくかきん)につながる神経です。この棘上筋や棘下筋に接続される途中に枝を出して肩関節包の後面にもつながっていると考えられています。
肩甲下神経(けんこうかしんけい)は大円筋(だいえんきん)や肩甲下筋(けんこうかきん)といった筋肉につながる神経ですが、途中で枝を出してやはり肩関節包の前面につながります。
腋窩神経(えきかしんけい)は小円筋(しょうえんきん)や三角筋(さんかくきん)といった筋肉につながる神経ですが、この神経も途中で枝を出して肩関節包の下面につながると考えられています。

こうして見てみると、肩の関節包って色んな神経がつながっていますね。

西院あんのん接骨院では疼痛科学に基づく神経系への徒手療法DNMをご提供しております。
痛みやしびれ、コリに長くお悩みの方がおられましたらぜひ一度ご来院ご来院下さい!

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