肩こり、首コリがつらい…。肩甲背神経について。

「肩こり」といっても、人によって感じる場所はさまざまですよね。
特に、「肩甲骨の間がこる」「首のつけ根がつらい」と感じる方も多いのではないでしょうか?

そんなとき、もしかすると「肩甲背神経(けんこうはいしんけい)」という神経が関係しているかもしれません。

目次

肩甲背神経ってどんな神経?

肩甲背神経は、首のあたりにある「第5頚神経根(C5)」という場所から始まります。
そこから首の筋肉の間を通って、背中の奥にある肩甲挙筋(けんこうきょきん)や菱形筋(りょうけいきん)という筋肉に向かって走っています。

この神経がしっかり働いてくれるおかげで、肩甲骨を背骨の方へ引き寄せたり、肩甲骨を少し上に持ち上げたりという動きがスムーズにできています。

肩甲背神経がストレスを受ける時って?

日常の姿勢やクセによって、この神経にストレスがかかることがあります。
たとえばですが…

  • パソコン作業でキーボードが体から離れている
  • 小さなお子さんを頻繁に抱っこしている
  • 肩をすくめるような姿勢が続いている

こういった状況では、肩甲背神経が引っぱられたり、圧迫されたりしてしまうことがあります。
すると、肩甲骨の内側や首のあたりに「コリ」や「違和感」「だるさ」などが出てくることがあるんです。
昔から「けんびきが痛い」なんて言われるような感覚も、これに関係しているかもしれません。

首コリ・肩こり対策の第一歩は普段から負担が加わらないように気をつけてみる。

この神経に負担が加わらないようにするには、

  • 椅子の高さ
  • キーボードやモニターの位置
  • 頭の位置(前に出すぎないように)

などをちょっと見直すだけでも、負担が減ることがあります。
「肩甲骨が自然と背骨に寄る感じ」や、「首が胸椎の上でスッと立つ感じ」を目指してみると、
神経にもやさしく、肩まわりもスッキリしてくるかもしれません。

また、同じ姿勢を避けこまめに肩や身体を動かしてみることも予防になります。

当院には、デスクワークで肩こり・首こりに悩む方や、育児中の方も多く来られています。
肩甲背神経にやさしく徒手的にアプローチすることや、日常生活の姿勢などをやさしく見直すことで、「いつものコリ」がやわらぐこともあります。

「けんびきが痛い…」「肩甲骨の間がずっとつらい…」という方、
一度ご相談くださいね。

やさしく神経にアプローチしませんか?

肩甲背神経が関係するコリや痛みは、神経が「びっくり」しているサインでもあります。
強い刺激ではなく、神経が安心できるやさしいケアが効果的でおすすめです。

たとえば、当院で行っているDNM(Dermo Neuro Modulating)は、神経系に働きかけ、
「もう大丈夫ですよ。安心してくださいね!」と伝えてあげるような方法です。
つらい首コリや肩こりにも、とても相性がいい徒手療法だと考えています。

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