皮神経を大切にしませんか。

皮神経をご存知でしょうか?
皮神経は、主に皮膚からの感覚を伝えるための感覚神経の線維や、皮膚の中にある細かい血管などを支配する自律神経(交感神経)の線維が混ざり合って分布しています。

「皮神経」と言うくらいですのでご想像の通り、とても身体の外側に近い場所に分布しています。皮膚の表面で何をしているかと言いますと、外の世界がどんな状況かを常に監視しています。

ところで、この皮神経に入力される情報は「身体が今どんな風に動いているか」とか、「危険なほどの強い刺激が加えられていないか」などを確認し、その状況に応じた行動を私達にさせるために利用されます。

皮神経って身体の表面にあるのに、とっても大事な働きをしている部分だと思いませんか?

ちなみに、強い刺激の施術を受けると押された場所が痛むという「揉み返し」が起こりますが体表に近いこの皮神経が筋膜よりも、筋肉よりも最初に傷つけられているのは言うまでもありません。

今よりも、痛みを減らすために…
フォームローラーで強く圧迫する必要も、骨盤を矯正?させるために身体に急圧をかける必要も、
無理にストレッチをする必要も、痛みをこらえて筋トレする必要も、トリガーポイントをテニスボールでグリグリする必要もありません。

それらは逆に皮神経や皮神経に繋がる細かな血管を傷つけて炎症を起こし、さらに痛みに過敏な状況を作る可能性があります。

身体の痛みを減らす事を考えるのなら徒手療法はなるべく刺激が少ない優しい方法で行うべきなのだと
理解できます。

強い刺激の治療やアプローチがあふれています。
強い刺激・痛い刺激がデメリットになることは疼痛科学から考えれば当然のこと…。

皮神経を大切に。「痛いアプローチ・きついアプローチ」を西院あんのん接骨院で卒業しませんか?

目次