強い刺激が身体に与える影響

みなさん、痛いマッサージやセルフケアを行った後、「楽になった」と感じたことがあるかもしれません。
でも、その痛みを伴う刺激を加えることが実はデメリットになることもあります。

そもそも、なぜ痛い刺激で一時的に楽になるのでしょうか。

強い刺激を受けると、私たちの脳が鎮痛反応を起こします。この仕組みを「DNIC(Diffuse Noxious Inhibitory Control)」と言います。例えば、腰の痛みが足裏を強く押されたことで和らぐことがあります。この反応は、脊髄や脳内の鎮痛システムが働いて、一時的に痛みを抑えてくれることで起こっている可能性があります。

痛みを伴う刺激は、短期的には痛みを和らげるかもしれませんが、長期的に見るといくつか問題があります。たとえば、強い刺激で筋肉をほぐそうとしても、自分の意思に関係なく筋肉は痛みや身の危険から体を守るために自然と硬くなっている場合が多いです。そのため、痛い刺激を加えると、さらに筋肉が緊張してしまうことが考えられます。

また、強い刺激は組織にダメージを与えることもあります。施術後に押された場所が痛かったり、体がこわばったりすることがありますが、これは「好転反応」ではなく、組織の損傷によるものかもしれません。

さらに、痛みは心にも影響を与えます。痛みや不快な感覚は、精神や自律神経にも関わってきます。脳の中で痛みを感じる部分は、不安やストレスなどの感情と深く結びついています。つまり、痛い刺激が体にとってだけでなく、精神にも悪い影響を与える可能性があるのです。

つまり、痛みを伴う強い刺激には、こうしたデメリットがあるため、私は「痛みを与えない施術」を大切にしています。例えば、当院で行うDNMという療法は、神経科学に基づいて開発されており、痛みを感じさせないやさしいアプローチで、長期的な改善を目指します。

痛みやコリに悩んでいる方、なかなか痛みが取れない方は、ぜひ一度お試しください。


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