私たち人間は、日常のさまざまな場面で「ストレス」を感じながら生きています。
たとえば…
- 急に犬に吠えられてびっくりしたとき
- 冷たい風にさらされたとき
- 将来のことやお金のこと、人間関係について悩んでいるとき
- 痛みを感じたときや、病気、老化などを意識したとき
このような「ストレス」を感じたとき、私たちの身体の中では2つの大きな反応が起こることが知られています。それが SAM軸 と HPA軸 というストレス反応システムです。
SAM軸って何?
まず、「SAM軸」とは、
視床下部 − 交感神経 − 副腎髄質 のつながりを指します。
これは「闘うか逃げるか(fight or flight)」という、急な危険から身を守るための反応で、たとえば野生動物に襲われそうになったときのような状況を想像するとわかりやすいかもしれません。
このとき、脳の視床下部が働き、交感神経を通じて副腎(腎臓の上にある臓器)の「髄質」に命令を送ります。そして副腎髄質からは、次のようなホルモンが放出されます:
- アドレナリン:心拍数や血糖値を上げ、すぐに動けるように準備させる
- ノルアドレナリン:血管を収縮させて血圧を上げる
これらは即座に全身に拡散し、臓器に作用します。
つまり、SAM軸は「緊急時の身体のスイッチ」を入れるような役割をしているのです。
ストレスが長引くとどうなるの?
こうした反応は、短い時間だけなら問題ありません。
しかし、現代社会では「心配ごと」や「不安」が何日も、あるいは何ヶ月も続くことが少なくありません。
このような慢性的なストレスは、心と身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
たとえば:
- 不安障害やパニック障害、強迫性障害などのメンタルヘルスの問題
- 筋肉の緊張による肩こりや腰痛
- 自律神経の乱れによる睡眠障害や消化不良
こうした不調が積み重なることで、心身のバランスが崩れやすくなってしまいます。
副交感神経を高めて「回復モード」に
ストレスに立ち向かうためには、過剰な「交感神経の興奮」をしずめることも大切です。
そのカギとなるのが、副交感神経。
これは、身体をリラックスさせ、「回復モード」へと導いてくれる神経です。
副交感神経が優位になると…
- 呼吸がゆっくりになり
- 脈拍が安定し
- 胃腸の働きが良くなり
- 眠りも深くなります
つまり、副交感神経は「心と体の回復スイッチ」のような役割をしています。
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