痛みがある時に「こんなふうに動いたら痛む気がする…」と不安に感じることはありませんか。
実際に身体を前に倒して腰を曲げて床に落ちたスプーンを取ろうとすると、「いたーい!」と思った通りに痛みが生じてしまうことがあります。
このような経験を繰り返すと、「動くと痛い」という記憶が脳に形成され、痛みに対する不安や予測が強まります。これは、前帯状皮質(ぜんたいじょうひしつ)や前頭前野(ぜんとうぜんや)など、痛みの認知的および情動的側面を処理する脳の領域が関与しているためです。
このような負のサイクルを防ぐためには、まず痛みの感受性を低下させ「動いてもあまり痛くない」状態を作り出すことが大切です。
その後、痛みの少ない状況で運動を行うことで、「運動しても痛くなかった」というポジティブな記憶を脳に形成できます。これは、ペインマトリックスの中で前頭前野や海馬などが関与し、痛みの記憶と認知を再構築するプロセスです。
まとめると、「動作したら痛みを感じた記憶」よりも、「動作しても痛まなかった記憶」を作ることが重要です。そのためには、まず痛みの問題を解消し、痛みの管理を行うことが大切です。
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身体に無理を強いることなく行う施術は「動いても痛まなかった思い出」を積み重ねるきっかけを得ることができます。また、痛みを減らした後に普段の生活を送っていただくことは痛みを改善させるリハビリになる可能性があります。
痛みの根本は脳を含む神経系。
あんのん接骨院では長引く痛みに疼痛科学・神経科学に基づく神経系にフォーカスした徒手療法を提供しています。
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