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TEL.075-323-0925

〒615-0052
京都市右京区西院清水町32 2F


変形性膝関節症




※最初に・・・変形性膝関節症は柔道整復師
(接骨院)が保険を使って施術する
骨折脱臼捻挫打撲挫傷
などの
外傷(ケガ)ではありません


原因になるような事って?
変形性膝関節症の発生や進行のリスクとして
@高齢者
A女性
B肥満
C膝の外傷(膝のケガの経験)
などが挙げられます。

どんな症状?
椅子から立ち上がる時や、
歩き始めなどの運動開始時の痛みや
階段昇降時の痛み、
「膝が曲がらない・伸びない」などの
膝関節の運動制限などが症状としてあらわれます。

変形を元に戻す事はできる?
変形性膝関節症で変形した関節を元に戻すことは
困難なようです。
しかしながら、変形の強さとその痛みの程度との関係は
比例しません。
なので「変形が元に戻らない限り、ずっと痛みは消えない」
という訳ではありません。

痛み止めと湿布を使ってるけど・・・。

炎症が強い時など「痛み止めを飲んで、湿布を貼ると痛みが楽」になりますが、痛みが感じなくなる分、自覚なしに膝関節に負担をかけてしまう可能性を考えるべきでしょう。

どうして膝に水がたまるのか。
正常な膝関節は関節液(滑液)で満たされています。
この関節液は軟骨に栄養を与えたり、
動く時に関節に摩擦が起こらないように
滑りを良くする働きがあります。

この関節液は関節にある滑膜という部分から
分泌・吸収されるのですが、加齢などで
関節軟骨がすり減り摩擦が大きくなると
滑膜が炎症を起こし、過剰に関節液を
分泌するようになって、
いわゆる膝に水が溜まった状態になります。

滑膜の働きと関節液のサイクル
@関節にある滑膜が血液から栄養を取り込んで
関節液を分泌。
A関節軟骨が栄養される。
B関節軟骨からの代謝物が関節液の中に
放出される。
C代謝物と一緒になった古い関節液が
滑膜に吸収されたのちリンパ管に運ばれる。

上記のように吸収と分泌のサイクルが一定だと、
関節液は溜まらないのですが、
炎症が起こっている膝関節では
うまくこのサイクルが機能していません。

よく「注射で膝の水(関節液)を抜くと癖になる」
というのを聞きますが注射で水(関節液)を
抜く事が悪い訳ではなく、炎症がなかなか治まらずに
関節液が溜まり続ける状態が問題なのです。

膝関節が外に滑る・・?


歩行で足を接地して荷重した際に、
膝が外側に動いてしまう(膝関節の内反)現象を
「ラテラルスラスト現象」と言ったりします。

変形性膝関節症でしばしばみられる現象です。
膝関節が不安定な状態だと、
上記のように膝が外側に動いてしまいます。

この現象では結果的に膝の内側部分に
さらに負荷が加わってしまいます。

膝が外側に位置する(膝関節の内反)を
助長する筋肉として、骨盤周囲の筋肉が
問題になる事が多く(大殿筋、中殿筋、
大腿筋膜張筋、股関節の内転筋などの筋力の低下)
足関節では足関節を外返しさせる筋肉
(長腓骨筋)の筋力の低下などが
問題となる事が多いとされています。

不良姿勢と膝関節
変形性膝関節症の方にしばしば見られる
姿勢の特徴を挙げてみました。

@脊椎後弯
A骨盤後傾
B股関節の伸展・外転・外旋
C脛骨外方偏移
D足部の回外・距骨下関節の回内

@A骨盤後傾・脊椎後弯・・・
骨盤が後ろに倒れた状態
(ソファーにゆったり座っている時の骨盤の形)や
背骨が丸まった姿勢(猫背の姿勢)が
色々な原因で作られてしまうと
体幹筋の機能が低下したり、
可動性が低下してしまったりします。

しっかり腰椎を支えられるように
体幹筋を強化したり(体幹の支持性の向上)
骨盤がニュートラルな位置に
来るようにする運動が行われます。

B股関節の伸展・外転・外旋・・・
骨盤が後ろに倒れた状態(骨盤後傾)になると、
股関節は連鎖的に伸展・外転・外旋の形になります。
股関節は「外転」している為、股関節を外側に動かす
「中殿筋」は短縮する傾向になり、
この筋肉の収縮効率が低下します。

また、股関節が「伸展」している為、
股関節を伸展させるための「大殿筋」も
その収縮能力を低下させます。
こういった股関節周囲の筋肉が上手く働かず、
股関節は不安定な状態になります。

C脛骨外方偏移・・・
股関節が不安定な状態になると、
下肢の外側にある腸脛靭帯という靭帯に
下肢がもたれかかる形で安定性を
確保するようになります。
この靭帯は大腿の外側から
脛骨の外側に付いている為、
この靭帯に脛骨が牽引される形で
膝が外側に偏移します。

D足部の回外・距骨下関節の回内・・・
骨盤→股関節→膝関節からの運動の連鎖から
足部は内返し(足部の回外)になるのですが、
足底の接地面が狭い為、その代償を距骨下関節が
回内する事で補います。
そして、距骨下関節が回内すると
その上にある脛骨には内側に捻じれる形
(脛骨の内旋)で運動の連鎖が起こってしまいます。

どんな事に気を付ければいい?

「膝関節に負担がかからないようにする」には
どうしたらいいでしょうか。

例えば、

@膝用サポーターを着用する・・・
急性期(腫れや熱がある時)のアイシングは別として、
普段は膝を冷やさないようにしましょう。

サポーターは膝を保温する事で動きを良くし、
痛みを感じにくくする役割もあります。

また、サポーターを着用する事で
「膝を痛めている」という自覚もし易い為、
意識付けをするのにもいい方法です。
また膝外側に支柱が入ったようなサポーターですと
上記のラテラルスラスト現象の予防も図れます。

A痛みが起こる動作を避ける・・・
特に痛みがある側の足に荷重が加わるような
仕事や運動は膝関節にも負担が加わります。
痛みが起こらないように工夫をしながら
日常生活を過ごす必要があります。

B膝に負荷をかけずに行う
簡単なエクササイズなどを行うようにします・・・

膝関節に痛みがあると、
無意識の内に足の筋肉を使わなくなり、
筋力が弱くなってしまいます。

痛みが強い時に
「ウォーキング」や「ランニング」を
膝の運動として選択する方もおられますが、
これは荷重時に痛めている膝関節に
負担が加わり症状が悪化する事もあるので
注意が必要です。

膝関節の安定に重要な役割を持っている
膝周り筋肉の働きが弱まらないように、
痛みが発生しにくい運動から行うようにします。

C体重を減らす(ダイエットする)
1キロ体重が増加するごとに
歩行時の膝関節にはそのおよそ3倍の
3キロの負担が加わると言われています。

階段の昇降は膝の痛みが誘発されやすいのですが、
階段昇降時には体重の7〜8倍の負担が加わります。

例えば体重60キロの人が階段を昇降するときには
420〜480キロの負荷が膝関節に加わります。

体重が重い方であれば膝の負担を減らすために
ダイエットも視野に入れる必要があります。

膝関節が疑わしい時には
早めに医療機関に相談しましょう。
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あんのん接骨院

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